旅に出ているせいでタモンのシーンが少なくて寂しい。
27話のあらすじ
外から見たらわからないが中はまだひどい状態、気管支の弱いカシオンにはよくない。東の離れには誰も入れるなとタモンから命令されていると侍従のサティンがいっても、なかなか引かないカシオン。
3階のメインルームから見る海を楽しみにやってきたのにと、なんとしても入ろうとします。
するとサティンはタモンからの伝言を記した手紙を差し出しますが…。
→「皇后をさらった彼は」はe-bookjapanでも読める!27話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
カシオン、ちょっとやんちゃな感じですね。この邸宅は兄のものだが、俺のものも同然だ!主人のいうことを聞け!と強引。
しかし、伝言を見ると、腹を立てながらも西の離れに行くことにしました。伝言の内容が気になる。兄さんが自分にこんなことを言うはずがない!と言っていたので、想定外の内容だったみたいですね。
アスラルがアーシャに語ったところによると、カシオンは今19歳。医者が揃って10歳まで生きられないだろうと言うくらい、小さい頃から体が弱かったそうです。
何度も死にかけて、彼の母親は医者を諦め、占い師を頼りました。そのとき、兄弟を離して暮らさせるようにいわれたため、母親はカシオンをつれて村里へ行き、今の邸宅にはタモンだけが住んでいるという状況になりました。
タモンは小さい頃から勉強も剣術も、全てのことに才能があり、首都の応急学校を卒業。そいてクラシス家の当主となりました。
タモンは自分のせいでカシオンが村里に行かなくてはならなくなったと思っており、後ろめたさを感じていたんですね。カシオンのいうことならほぼなんでも聞いてあげていたようです。
だからカシオンも、多少のことではタモンには怒られないと思っているようで、このままおとなしくしているつもりはないみたい。
たぶん、東の離れに強引に入ろうとしてますね。
アーシャ様を見つけたら、どうするつもりかな。
…と思ったら、なんと海を泳いで東の離れにやってきました。バルコニーにいたアーシャを見つけて、兄が女を隠していたのかと大笑い。名前を聞くも、護衛に見つかり連れ去られます。
大声出して、うるさいな。これからが思いやられます。東の離れにアーシャがいることがわかってしまいましたから、まだまだ騒ぐと思う。
何か騒動を起こしそうですね。
根は悪い子じゃないと思うのですが、体が弱かったせいで大事に育てられ、ちょっとわがままなところがあるのかな。
一方、船の上ではタモンがカシオンのことを気にしつつ、魔物と戦っていました。
騎士団を指揮するタモン、格好いいなあ。さすが大将軍。
・カシオンが強引に東の離れに入ろうとするも、タモンからの伝言を見て仕方なく西の離れに行く
・カシオンは小さい頃から体が弱く、占い師のお告げに従いタモンと離れ村里で暮らす
・カシオンは海を渡って東の離れにつき、アーシャを見つける