アデルの入る隙間がないとは。
91話のあらすじ
アデルが戻ってきたので、目を輝かせるリオネル。
アデルは母の性格を知っているので、手強い相手だっただろうと心配するも、リオネルはお義母様に藤の花が満開になる来年5月までいてくれるようにお願いしていたのだと、意外なことを言います。
あっけにとられているアデルをよそに、リオネルと太后はすっかり意気投合しています。アデルは二人の会話に入れません。
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91話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
リオネルが、子供の頃のアデルはどうだったのかと聞くと、お義母様は快く話してくれて、すごく和気あいあい。
アデルが間に入れなくて、アセアセしてるのが面白くて!
いつの間にこんなに親しくなったんだ!?とめんくらってる。
たぶん、リオネルが大変な思いをしているだろうと思って、急いで帰ってきたのに、姑と婿がめっちゃ仲良くなってるなんて、想像もしなかったでしょう。
でもよかった。お母様とアデルは似たもの同士で衝突することが多かったのだと思いますが、ここへきて、お母様が素直になって娘に歩み寄ってくれた。
毒を持って他国へ嫁いだ娘を心配しないはずがないですよね。
その毒薬を捨てた娘に伝えたかったこと。「幸せになりなさい」と。
お母様からそんな言葉を聞けるなんてと、アデルも嬉しそう。よかった。
数日後、お母さんは帰って行きました。
帰るときも、姑と婿はすっかり仲良しになっていて、アデルの方が蚊帳の外みたいになってるのが面白いです。
さて、時はすぎて翌年の春。
ゴットロープから、贈り物を乗せた馬車が次々とヘルベルト邸にやってきました。
ルシオ、やりすぎじゃないかとアデル様がいうほどの贈り物の量。
ヘルベルト邸に入りきらないくらい……これを全部持ち込むには皇宮くらいの広さが必要ですねとギグス夫人に言われて、リオネル、再びガーン!!
冗談だったんだけど。
アデルには狭いと思っていたが、贈り物を置く空間すら足りないなんて……と凹むリオネルを、ギグス夫人がなぐさめます。
ギグス夫人、からかいすぎですよ。
もう、リオネルはアデルのこととなると、冷静な判断ができないですね。おもしろい。
いよいよ来週は、結婚式でしょうか。
楽しみです。
・アデルが心配して戻ってくると、リオネルと太后はすっかり意気投合していた
・太后は一足先にゴットロープに戻り、翌年の春、ルシオからものすごい数の贈り物が届く
・贈り物を入れる場所も足りないのかと凹むリオネル
→92話へ続きます。
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