グランド公が味方についた。
52話のあらすじ
朝早くから、グランド公爵が皇后に会いにきました。皇后のおかげで傾いていた軸が動き始めた。一緒に軸を引き寄せてみないか?という公爵が提案します。
デスポーネ公爵の勢力を撲滅させ政治を正したいというグランド公。自分と同じ皇太女でありながら、アデルと自分の行動の違いを恥じ、もうこれ以上は逃げていられないと思ったからです。
その言葉を聞いて、一緒に軸を引き寄せようというアデル。二人の女性が手を取り合った瞬間でした。
→「皇后の座を捨てます」はebookjapanでも読める!52話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ちょっとリオネル不足です。早くいちゃついて欲しいのですが。
でも今回は、この帝国の主軸になるべく賢い女性2人が同じ方向を向くという、無敵のコンビができたことが嬉しいです。
この二人をヴァルドロ兄弟が支えるなら、無敵ではなかろうか。
グランド公が「逃げない」と決めたので、これからアデルと手を取り合ってどのように改革を進めていくのか、本当に楽しみ!
最終的には今の皇帝を引きずり下ろすところまでいくのかな?デスポーネを倒したところで、今のバカ皇帝にまともな政治ができるとは思えない。
もしグランド公が皇帝になるなら、アデルはどうなるのだろう?皇后ではなくなって、リオネルと結婚するのだろうか。
1話で、皇后ではなくなったことがわかっているので、どの段階でそうなるのか、今後が楽しみですね。
いやしかし、私のもの、私のものって、バカ皇帝は所有欲が強すぎるんじゃ!!
皇帝はレノックスを呼び出して、単刀直入に「皇后を殺そうとしたのか?」と聞きます。
図星!やばい!表情でバレていると思うけれど、今回は脅すだけにとどめておくらしい。
アデライトの視線、笑顔、生涯、死までも私のものだって。この執着心のすごさ。きも。
今回は、レノックスたちが両親を失った経緯も描かれていました。塔が降ってきたとき、んげようとしていたのにディアンがくまさんの人形を置いてきたというので、両親が取りに戻るのです。
それが原因で、両親は亡くなってしまった。だから、自分たちが親を失ったのも、それから大変な目にあってきたのも、あのときディアンがあんなことを言ったからだと、レノックスにはディアンを恨む気持ちがあるんですね。
ディアンが息子を産んだところで、皇帝の気持ちは取り戻せないと思いますが、この二人には今のところ、すがるものがお腹の子しかない。
アデルにしてきたことを思えば自滅していくのも自業自得だと思うけれど、少し可哀想な気もしました。
・グランド公がアデルに会いにきて、協力を提案
・アデルも提案を受け入れ、手を組むことに
・皇帝は暗殺を計画したのかとレノックスを問い詰める
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