リオネル、ありがとう。
47話のあらすじ
リオネルはアンリ卿にメイド長の居場所を確認させていました。すると、配下の騎士がメイド長と思われる死体が発見されたと知らせにきます。
ドアを蹴破って中に入ると、メイドがアデルに何かを飲ませようとしていました。一緒にいたメイドが、この者がメイド長を殺したと証言、暗殺者はその場から逃走しようとします。
しかし厳重な警備の中、もう逃げられないと悟った暗殺者はその場で命を絶ってしまいました。
→「皇后の座を捨てます」はebookjapanでも読める!47話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
リオネルが最高に格好いい回です。
いつもならメイド長がくるのに、見たことのないメイドがきたことですぐに異変を察知するリオネルの優秀さよ。
自分がお部屋の警護をするだけではなくて、皇后陛下に近づく者すべてをチェックしていたのですね。
リオネル、ありがとう。
メイド長の死体が発見されたと聞いた時の、皇后陛下に害をなす者はすべて●してやるといわんばかりのリオネルの険しい表情が最高にかっこいいのです。
暗殺者が自殺してしまって、シワ兄とデスポーネとのつながりを立証できなかったのは残念でしたが、皇后陛下に何もなくて本当によかったです。
しかし、暗殺者を見るリオネルの目!
めっちゃ怒ってる!!
怒ってるなんてもんじゃないね。リオネルにとって、アデルはすでに皇后陛下以上の人になっているのですから、怒るに決まってますね。
ヴィエッタ侯爵と夫人、デスポーネ公爵もかけつけてきて、茶番を演じる公爵。だれがこんなことを!って、おまえじゃないか。しかも、あわよくばヴィエッタ侯爵に罪を着せようとしている。
なんとか捜査権を自分で握ろうとして必死でしたが、リオネルは国防省長官ですから、おまえに捜査権を渡すはずがないのだ。
この件をうまく暴くことができるだろうか。暗殺者との繋がりさえ立証できたら、シワ兄とともに葬りされるのだけれど。
冷静なリオネルの対処で、デスポーネはなすすべもなく引き下がるしかありませんでした。よかった。
リオネルはずっと皇后陛下のそばにいて、お世話をしたいんですよね。目が覚めるまでずっとそばにいたい。
自分の気持ちを自覚し始めているリオネルは、補佐官を辞めるべきなのかと悩みますが、辞めちゃダメだよ!
アデルの心を守れるのはリオネルしかいないのだから。あのマザコン皇帝ではダメだ。
皇帝だからという理由だけでこの方のそばにいる資格はあるのか?って、ほんとそれ!資格ないよな。
だからリオネルしかいないんだよ!
と思っていたら、皇后陛下目が覚めました!
よかった。
穏やかな笑顔でリオネルを見つめる目に愛を感じたのは私だけじゃないはずだ!
・メイド長の死体が発見され、暗殺者が部屋にいることに気づくリオネル
・暗殺を未然に防ぐも、暗殺者は自殺してしまう
・デスポーネは捜査権を渡すまいと必死になるがリオネル一蹴される
・アデルが目を覚ます