ギグス夫人、グッジョブ。
32話のあらすじ
アデルが皇宮に戻ると、ディアンが象牙殿から出たとギグス夫人から報告を受けます。皇后不在の間、執拗に皇帝の侍従が行方を聞いてきたとも。
するとその時、ちょうど皇帝がやってきます。てっきり象牙殿のことで文句を言われると思っていたのに、どこにいたのか、リオネルと一緒だったのかと聞かれます。
陛下には関係ないと言い返すも、自分の子供の母親になるのだから、リオネルの子供を身ごもっては大変だといわれ、そんなに私を手なずけたいなら、押さえつけるのではなく好きなもので誘惑すべきだとアデルは皇帝に告げました。
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皇帝がアデルに執着し始めたことを、アデル自身はまだ気づいていないので、ついにおかしくなったのか?くらいにしか思っていませんが、これからもっとめんどくさくなりそうな予感。
早く第1話を回収して欲しいものです。
ここまで執着してきてどうして廃位しようと思ったのか。皇后でいられなくするぞ!と脅せば、アデルがいうことを聞くと思ったのでしょうかね。
そんな人ではないことくらい、しばらく一緒にいればわかりそうなものですが。本当に、人を見る目がないのでしょう。
アデルの言葉をどう勘違いしたのか、今度は皇帝が商人を送ってきました。
ドレスや宝石を買わせてあげればいうことを聞くと思ったのでしょう。しかし、ゴットロープの魔女がそんなものでなびくはずがない。浅はかですね、本当に。
商人を突き返すのはよくないと思ったギグス夫人、そのお金で金を買っては?と提案します。
ドレスやアクセサリーを買うよりも、手元に金塊があった方が何かと便利ですもんね。ギグス夫人、さすがです。
そして、ヴァルドロ邸では一人胸がざわつくリオネル。私は一体どうしてしまったんだ…って、それは恋ですよ、恋。まだ自覚していないみたいだけれど。
補佐官募集の情報を知った時、家門の誰かを生かせるのではなく自分が直接志願しようと思ったのは、アデルを迎えに行ったときに一目惚れしちゃったからなんですね。
リオネル、それは仕方ない。
しかし今自分の気持ちを表に出すことはアデルにとって良くないと思うリオネルでした。
・アデルは皇宮に戻る
・皇帝はどこへ行っていたのか、リオネルと一緒だったのかと問い詰める
・皇帝が補正予算を組む代わりに商人を送ってきたので、アデルは金塊を買う
・アデルが帰った後、ひとりで悶々とするリオネル