
ルシオ、がんばってくれ。
特別外伝(4)のあらすじ
セシリアは、久しぶりに良い夢を見ていました。遠征先で、ススキが揺れていた月夜のこと。ルシオと初めて会ったときの夢でした。
しかし目が覚めたら、また1日耐え抜かなきゃと思うセシリア。食事も一人で、味気ないものでした。
食事の席で、サーシャ男爵夫人にカップの持ち方がまた間違っていると注意され、慌てたセシリアはお茶をこぼし、火傷をしてしまいます。
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特別外伝(4)の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ルシオががんばらないといけないんだけど……やはり同性の味方が必要だよね。
皇帝は皇帝の仕事で忙しくて、皇后宮のことまで手が回らないと思うから。
アデルのそばにギグス夫人がいてサポートしてくれたように、セシリアの味方になってくれる人が必要なんだけど。

なんとしても、サーシャ男爵夫人を退けないといけませんね。
セシリアがやけどしてしまったそのとき、アデルが訪ねてきました!!
セシリアの手を見て、すぐに冷水を持ってくるようにとメイドに命じるアデル。
アデルはセシリアの力になりたいと思って訪ねてきてくれたと思うのだけど、いかんせん、見た目が太后そっくりだから、セシリアが萎縮してしまっている。
見た目は確かにそっくりだけど、中身は違うんだよ〜。
セシリアを見下してなんていないし、情けないとも思ってないよ〜〜。
でもたぶん、アデルは何か策を考えているような気がする。サーシャ男爵夫人を見て、不敵な笑みを浮かべていたから。

お願いだ、アデル、セシリアを助けてあげて欲しい。
このままでは病気になってしまいます。
セシリアの悩みの元凶である太后は、エラにかかりっきり。可愛くて仕方ないのはわかるけど、単に孫だからか可愛いというよりも、「賢いからかわいい」という感じが嫌だな。
そして、サーシャ男爵夫人のいやらしい演技。
わざと涙を流して、セシリアが火傷したことを、「あいつがしょうもないんだよ」的な報告をします。
太后はたぶん、セシリアの元に向かったのだろうけど、残されたサーシャ男爵夫人が笑っているのをエラが見てしまいます。
そのエラに対して、サーシャ男爵夫人は「黙っていなさい」って言った!
エラはアデルの娘よ!そんな脅しに屈するはずがない!!
エラちゃん、お母様に報告するのです!!
・セシリアは今日もサーシャ男爵夫人にいじめられている
・アデルはサーシャ男爵夫人の意地悪に気づく
・サーシャ男爵夫人は下手な演技をエラに見抜かれる
→特別外伝(4)へ続きます。


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