「皇后の座を捨てます」特別外伝・三代(5)

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エラちゃん、さすがだわ。

特別外伝(5)のあらすじ

サーシャ男爵夫人の下手な演技を見て、「おばあさまのそばに嘘つきがいる」とエラはつぶやきます。

そのころ、アデルはルシオと話しながら散歩をしていました。結婚してどうかと尋ねると、ルシオはとても幸せそうな表情をしていましたが、朝会った皇后は、間違いなく枯れかけていたことが気になります。

そしてルシオも、セシリアのことで悩んでいることを、アデルに打ち明けました。皇権を強化して、セシリアを守るつもりでいたのに、どんどん痩せていくセシリアを、どうすればよいかわからないと話します。

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特別外伝(5)の感想(ネタバレ含む)&次回考察

太后が全部悪いんだよなあ。

でも、日中、ルシオがセシリアのそばにいるわけにもいかないし、セシリアにも強くなってほしいなとは思うけど、こればっかりは性格ってものがあるし。

そもそも、セシリアは別に皇后になりたかったわけでもないしなー。

かといって、ルシオはセシリアがいなければ生きていけないほどに彼女を愛しているのに。

管理人
管理人

どうすることが正解なのだろう。

さて、皇宮の中では、太后が相変わらず、エラを可愛がっています。

その様子を見て、太后があんなに誰かを可愛がるなんて……と思う、フアン公爵令嬢。

こいつはセシリアの後釜を狙っているから、好きになれない。

美人かもしれないけど、それだけだと思うから。

そもそも、エラちゃんと自分を比べること自体、間違っている。

他の婦人たちや令嬢たちもいる中、皇后陛下がいらっしゃいますと侍女が伝えると、エラちゃん、さすが!

スッと立って、皇后陛下を迎える準備をします。

しかし、誰も立たない。これはおかしいと、小さいながらも疑問に思うエラ。

管理人
管理人

さすがよ、ほんと。

このとき、太后がチッチッと舌打ちをしたので、他の面々も仕方なく立ち上がります。

フアン公爵令嬢は、皇后が来たからってなんで立たなきゃいけないの、と思ってる。不届きものですよ、ほんと。

当のセシリアですら、自分が入ってきた時にみんなが立っていて驚いています。

いかに、今まで酷い扱いを受けていたかってことですね。身分が高い人が来るのだから、立って迎えるのは当たり前なのに。

管理人
管理人

エラちゃん、えらいぞ。

エラの純真無垢な瞳を見て、涙が溢れそうになるセシリア。

こんなふうに、歓迎されたことはなかったでしょう。嬉しかったでしょうね。

当たり前なんだけどね。

自分が太后の横に座っていたけど、そこは皇后陛下の座る場所だからと、自分は別の席に移る。わかってるよね〜。

ほんと、偉すぎるよ。

エラちゃんの態度を見て、太后が自分の間違いに気づいてくれるといいんだけど。

今回のストーリーのまとめ

・ルシオは苦しい胸の内をアデルに打ち明ける

・皇后陛下を迎えるのに誰も立たないことに疑問を持つエラ

・エラの完璧な礼儀作法に、太后も譲らざるを得なかった

特別外伝(6)へ続きます。

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