「皇后の寝室に蛇が棲む」8〜9話・皇后主催のお茶会で

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弱い犬ほど良く吠える。

8〜9話のあらすじ

ロテラ公爵夫妻が亡くなった後、皇帝はレニーシャの兄であるブリクストン卿一家を奇襲しますが、すでに姿を消した後でした。カシウスは、レニーシャのためにも、かならず一家を探そうと決意します。

カナリアは、レニーシャからお茶会に招待されたことで、浮かれていました。もうすぐレニーシャはいなくなり、自分が皇后になるのだと信じて疑わないカナリアは、レニーシャに喧嘩を売りに行きます。

シャルダム王国から、かつて王女がこの国にきた時に命を救ってもらったお礼にと使者が贈り物を持ってきました。レクシスはそれをすべてカナリアに与えます。もうすぐ即位記念日のパーティー。レクシスはその日にレニーシャを追い出すつもりでした。

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「皇后の寝室に蛇が棲む」8〜9話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

カナリアのバカっぷりは、苛立ちを通り越して、呆れる。面白くすら感じてきた。

どうすればここまで勘違いできるのか。頭が悪いと、ある意味、幸せですね。

全く取り合わない、悠々とした態度のレニーシャ様、さすがです。こんな女、相手にするのも時間のむだ。

さて、カシウスが今困っているのは、ドレスコード問題。

なぜかカナリアのパートナーとしてお茶会に出席しなくてはなりませんが、そのドレスコードが青。

カシウスの髪は赤なのに、青いスーツは似合わない。困った。

するとそのとき、テシャが、青いものは小物でもOKだと調べてくれました。テシャは記憶を失っているらしいけど、物覚えが早く、すごく有能な少年のようです。

結局、カシウスは、レニーシャが贈った「赤い服」でお茶会へ。レニーシャも赤いドレスだったから、ペアルックみたい。

これはあえて、ドレスコードを青にしたんでしょうね。他の人たちが青にしていれば、赤い服を着たレニーシャとカシウスがパートナーのように見えるから。

それが悔しかったんでしょうね、皇帝がカシウスの縁談を進めているなんて話を出してしまいます。

ばかですね〜。こんな話、勝手にしちゃダメでしょう。

こういうとこよ、カナリアの頭が悪いのは。目の前にいるレニーシャに、なんとか勝とうという気持ちしかない。これでは、皇宮で生き残れない。

ましてや皇后になるなんて、絶対無理なんだけど、頭が悪いからわからない。むしろかわいそうになってきた。

今回のストーリーのまとめ

・レニーシャは兄家族を探して欲しいとカシウスに頼む

・カナリアはレニーシャがいなくなれば自分が皇后になると思っている

・レニーシャ主催のお茶会でもケンカを売るカナリア

→10話へ続きます。

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