「殺された私が気づいたのは」24〜25話・首都に行く条件

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アルゴス、それはダメ。

24〜25話のあらすじ

男爵は、意思の疎通はできないものの、瞳孔の動きから見て、視覚と聴覚は残っていると思われました。そばで看病する男爵夫人は、自分を無視してきた男爵を憎んでいたものの、リネットがいたから耐えてきたのです。

しかし、カンナのことをリネットにまで気づかれ、大事な娘の心を傷つけたことだけは、許せませんでした。

その頃、牢に閉じ込められていたピスコ。卑しい生まれだということを気にしたことはなかったのに、リネットと出会って、初めて自分を恥じました。もし自分の人生がこんなんじゃなければ、リネットの愛と尊敬を受けられるに人間だったらと思いながら、身の程を知るべきだという気持ちもありました。

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24〜25話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

リネットママの恨みは、相当根深いと見た。ずっと我慢してきたんでしょう。

たぶん、女癖が悪いのは、今に始まったことじゃないんだろうなと思います。ずーっと苦しんできたんでしょうね。

それでも、自分が我慢すれば…と耐えてきたのに、リネットにまで影響が及んだから、もう怒りが抑えられなくなってしまったんでしょう。しかたない。男爵が悪い。

ピスコは……今回はいいとばっちりですけど。

管理人
管理人

リネットやおじいさまがいるから、このまま犯人にされちゃうなんてことはないと思う。

そして脱獄して、リネットに会いにいきます。でも、顔は見せない。ボコボコにされているから。

リネットは、自分のせいでこんなことになって申し訳ないとピスコに謝罪。

するとなぜか、ピスコはリネットが一番好きな本は何かと聞くのです。「オソーレの夏」と答えたリネット。

管理人
管理人

ピスコは多分、勉強して、生まれ変わろうとしてるんじゃないかな。

脱獄したのも、自分自身で力をつけなくてはと決心したからだし。

つまらない人生を送るのはやめた。こんなふうに、生まれで蔑まれないように、お金と権力、そういったものを自分自身で掴もうと思ったんでしょう。ピスコ、いいやつじゃん。

そしてピスコは、門の手すりに、血のついたマフラーを巻きつけて、いなくなってしまいました。

もう一度会うその日まで、あなたの毎日が幸せであるようにって、泣ける!!ピスコ!!

管理人
管理人

さらにいい男になって帰ってくると信じてるよ。がんばれ、ピスコ。

さて、数日後。王子たちが帰る日が決まり、ささやかなパーティーが開かれました。

アントワール夫人という人が、リネットに社交界で良い評判を積んで自分の価値を高めなさいという話をしているところに、アルゴスが来ます。

おばちゃんを追いやった後、リネットの評判を高めたくないと言い出す。

アルゴス……そういうとこよ。素直に好きだと言わず、こういう言い方しちゃうのよね。

自分の評判が悪いから、自分と釣り合うところまでリネットの価値を落としたいと。

なんでこんなに嫌われてるのか、今世のアルゴスにはわからないから仕方ないのかもしれないけど、言い方よ。不器用だな、ほんとに。ピスコは今、自分の価値を高めようと頑張ってるのにさ。

管理人
管理人

その点は、ピンベルクの方が立ち回りが上手い。

おじいさまとお母さんを抱き込み、首都行きを迫ります。とりあえず、明日まで考えることにしたリネット。

リネットの出した答えは……首都に行って、社交界で家門を盛り上げるのではなく、経営について学びたいとおじいさまに話します。

そして、将来のためにためてある持参金はいらないから、その代わり、首都から帰ってきたら鉱山の経営権がほしいといいました。

これは、カンナから家を守るためなのかしら?

今のところ、まともなのはおじいさまだけ?お母様はリネットをほんとに大事に思ってるけど、バカ夫のせいで心が少し壊れてるし。

今回のストーリーのまとめ

・男爵の視覚と聴覚は残っているらしい

・ピスコは脱獄し、つまらない人生はやめるとリネットに伝えにくる

・ピンベルクは、おじいさまとお母様も抱き込み、再度リネットに首都行きを促す

26話へ続きます。

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