
自分の父親がこんなんだったら、最悪だなと思う。
18〜19話のあらすじ
おじいさまはリネットを呼び、屋敷が完成するまで王太子と首都へ行って過ごしてはどうかと話します。しかし、大事なのはリネットの気持ちだと言ってくれました。
今、屋敷を離れたら、カンナが母を狙うかもしれない。カンナの動向を探るために、ピスコを頼ろうかと考えますが、先立つものがありません。そこでリネットは、貯金箱を探しに、焼け跡に向かいます。
焼け跡で、燃え方が激しく、火元だと思われる部屋で、自分を描いた絵の燃え滓を見つけたリネット。もしかして火の原因はアルゴスかと思うものの、安易な考えは良くないと打ち消します。すると、焼け跡を出ようとしたところに、ピスコがいました。
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18〜19話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
アルゴスが失火したって、バレるのかな。バレたらアルゴスはどうなるのかな。
家一軒燃やしたんだから、いくら王族でもタダでは済まないよね。
で、ピスコですけど、信用できるのかな。リネットもまだ迷ってます。
ピスコはピスコで、リネットがなぜカンナのことをそこまで気にするのかが、気になってる。
あの女が家を乗っ取る気だってことは、リネットは前世があるからわかるけど、それを人に説明するのは難しいですよね。

でも、カンナが言っていた、「ここはあたしの家になる」って言葉、ピスコも聞いてますからね。
ちょっと調べたら、養父母を●したことも、すぐわかるでしょう。
ピスコは、報酬代わりにリネットからもらったマフラーを大事そうに持って帰ります。先回りして、色々調べようという気にもなってるみたい。カンナを成敗する証拠を見つけて欲しいな。
で、キモい親父は、リネットのところに来て、ピンベルクの提案を受け入れるべきだという。家族の名誉だとか言って。
いやいや、娘と同じくらいの年の女と浮気するキモい親父に、名誉とか言われたくないんだけどと、心の中で毒づくリネット。

そりゃそうですよねー。キモいですよねー。
リネットは、なにがあろうと、お母さんをひとり置いていくとはできないと考えているので、バカ親父の言うことは聞かない。口にするのも悍ましい夢を見たからという理由で、首都行きを断ります。
男爵、かなり焦ってますね。やばい、娘にバレてるのか?って。うん、バレてるよ。
そしてたぶん、お母様にもバレてるよ。バレてないと思ってるのは、お前だけだよ。

私は彼女(カンナ)を助けてやったのだ!とか思ってる。おめでたいにもほどがある。
利用されていることに、全く気づいていないとは。
郊外の小さな家にカンナをかくまって、家庭教師をつけて刺繍を教えてる。
あとはなんとかするって、どうするつもりなんだか。いくらなんでも、お母さんを追い出すことはしないだろうけど。
その家を、なんとピスコが突き止めましたよ。さすがですね。
カンナは、男爵からもらった宝石類をあげて口止めしようとしますが、ピスコは棚の上にあった古い時計が欲しいといいます。
早く出ていってほしかったカンナは、あっさりその時計をピスコにあげますが……この時計をなにに使うつもりなんですかね。
これでカンナを追い詰められるの?
全く先が読めなくて、おもしろい!
・リネットは父に勧められるも、母を一人残してはいけないと、首都行きを断る
・カンナは郊外の小さな家に囲われている
・その家をピスコがつきとめ、家にあった置き時計をもらっていく
→20話へ続きます。

