「キケンな侯爵を手なずけてしまった」9話・いつか紅葉を見てみたい

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いつかやってみたいことを話せる間柄になったってことで。

9話のあらすじ

ロマニク王城で働いているブリカの元に、ララノアから手紙がきます。ブリカはララノアの一番上の兄で、第二皇子ヘイゼンの補佐官をしています。手紙には、元気でやっていること、エスカルのことなどが書かれていました。

ララノアとエスカルは鍛冶場に寄った後、ピクニックに来ていました。鍛冶場では炎が青くなり、皆驚いていました。どうやらエスカルがカカルに嫉妬したようです。

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9話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

カカルはアドルの信頼できる鍛治職人ですが、ララノアと仲良く話しているところを見て、エスカルはどうやら嫉妬したみたい。それで、炎を青くちゃったみたいですね。

最初は、さっさと殺してここから逃げようと思っていたはずなのに、裏表がなく、100%善意で世話を焼いてくれるララノアに、いつしか惹かれてしまったのでしょう。

姿は子供ですけど、中身は大人ですから。

エスカルがソスペン王国の歴史書を読んでいると、いつかソスペンの紅葉を見るのが夢だったとララノアが語り出しました。

アドルでは紅葉が育たないので、見事だと有名なソスペンの紅葉を見たかったのに、悪党エスカルのせいでソスペンが滅びてしまった。

王も良い人間ではなかったというエスカルに、ララノアはそれでも国を滅亡させるのは間違っているといいます。

ララノア、この子供がダイク侯爵だとは思わないとしても、話の様子から何かおかしいって疑わないかな。

悪党エスカルは血も涙もないらしいといわれ、悪口は慣れているはずなのにとても複雑な気持ちになっているエスカルでした。

ララノアの手の擦り傷をみて、治癒魔法を学んでいたら治せたのにと思ってる。

管理人
管理人

もう、すっかり恋に落ちている。本人は自覚していないけれども。

ソスペン以外に見たいものはあるのかと聞かれ、花が欲しいと答えるララノア。花粉症だけど。

結婚するつもりのないララノアでしたが、もし絶対に結婚しなければならないとしたらプロポーズには花が欲しいといいます。

これ、あとできっと出てくるよね?エスカル、覚えてるよね?

エスカルは欲しいものがないのかと聞かれ、ないと即答するも、もしかしたらできたかもしれないと思うエスカルでした。

夕日を見てるふたりの後ろ姿が、とても美しいです。エスカル、姿は子供なんだけど中身は大人だから、ここへきてからどんどん人間が変わっているような気がして。

感情もない、皇帝さえ止められない危険人物のはずですけど、ララノアの前では感情が動いていると思います。

元の姿に戻ることはできないのかな?

今回のストーリーのまとめ

・ララノアは兄ぶりかに手紙で近況を知らせる

・エスカルはララノアと仲の良いカカルに嫉妬してる

・ララノアはソスペンの紅葉を見たかったのに悪党エスカルが滅してしまったからもう見られないと残念がっている

→10話へ続きます。

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