歩ける宝剣。
50話のあらすじ
朝目覚めると、そこにはエスカルの美しい寝顔が。幸せであることを実感しつつも、どこか寂しさを感じるララでした。
その後、エスカルに手を引かれて地下倉庫へ。ダイクの守護魔法がかけられた地下は、足を踏み入れた瞬間灰になるのだとか。ララには、エスカルが毎晩自分の印を残す魔法をかけているから、大丈夫なのだそうです。
地下倉庫で唯一残ったソスペンの宝、チェルスペンと対面します。すると剣から声が聞こえてきました。
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エスカルの印を残す魔法ってなに!?気になる。
それにしてもさすが宝剣。人間と話ができるとは。
もう自由にしてほしいと。
でも、誰とでも話ができるわけではなさそうなので、チェルスペンの声が聞こえるララはさすがですね。
ずっと一人でいたチェルスペンに同情するララ。剣に敬意を持っているララは、チェルスペンの許可なく使いたくないと言います。
チェルスペンの言う通り、もう自由にしてあげてはどうかと提案しますが、エスカルは考えてみると言うにとどまります。
もう少し説得してみるとララはチェルスペンに話しますが、それなら自分のものにしたあと手放してくれればいいじゃないかと言われ、そんな手もあるけどそれではエスカルに嘘をつくことになるからと。
人の好意を利用することはできないという、ある意味馬鹿正直なララがすごく好き。
裏表もなくて、これだけまっすぐな人。心から信頼できますよね。この人なら、絶対に裏切らないって。
そんなララを屋上に誘うチェルスペン。普通に剣が歩いていることに驚きです。さすが宝剣。なぜエスカルが自分を地下に隠しているのか、その理由を教えてくれるみたいです。
屋上に出て、自分を掴んでみろと言われたララがチェルスペンを掴むと、強力な気を感じます。
この力に目が眩んで身を滅ぼした人間は一人や二人ではないのだとか。
そういうこと。どんな欲望でも叶えられると思ったら、理性を保てる人間はそう多くないのでしょう。
だからエスカルはチェルスペンを隠しているのです。
ララはチェルスペンを握って、どう思うのでしょうか。
ララのことだから、どうってことないと思いますが。これで権力を手にしようなんて微塵も思わないはずです。
・ララはチェルスペンと対面
・ずっと一人でいたチェルスペン、そろそろ自由になりたいと言う
・チェルスペンには強力な力があり、普通の人はその力に目が眩んでしまうらしい
→51話へ続きます。
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