
なんて男前なの、ララ。
43話のあらすじ
美しく強大な国だったソスペン。すぐれた魔法使いたちを使って数々の戦争に勝利して領地を広げていました。
戦力の主軸はダイクの青い炎でした。どんな軍隊もかなわないダイクの炎。ソスペンの栄光は永遠のものだと思われましたが、他でもないそのダイクの炎によってソスペンは滅亡したのです。
ダイク城では、主人たちを迎える準備が進んでいましたが、ララを快く思っていないメイドもいました。
→「キケンな侯爵を手なずけてしまった」のつづきはLINEマンガで!
43話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
前半で、エスカルがソスペンを滅ぼしたから、ソスペンの紅葉が見られなくなったという話をララがしていましたね。
なぜソスペンを滅したのか、王も悪い奴だったとエスカルが言っていましたが、理由はまだ明らかにされていませんので、気になるところです。
さてお城では、メルカというメイドがララに反感を持っているようです。エスカルの財産や外見を目当てに近づいてくる令嬢たちと同じだと思っているんですね。
メルカはあの日、エスカルがララに「俺を利用しろ、愛してなくてもいいから」と言っていたのを偶然聞いてしまっていました。
初恋の相手だった侯爵様がそんなことを言うなんてと、メルカなりに傷つき、そしてエスカルを心配するからこそ、エスカルを愛してもいないくせに侯爵夫人になったララが許せないのでしょう。

理由もなく反感を持っているわけではなかったから、ある意味良かった。
侯爵家の忠実なメイドということじゃないですか。
街に買い物に出たメルカは、買ったものと金をよこせと中年の男女に絡まれてしまいます。
手を掴まれ、涙目になっているところに助けに入ったのは、ララ!
メルカはまだ面識がないから、ララが奥様だってことはわからない。
貴族の令嬢みたいなのに、なぜか剣を手にしているその人は、「ララノア・バン・ダイク」と名乗り、弱きものを置いて逃げたりしないといいながらならずものを片付けてしまいます。
しかも馬車に戻って、何かあったのか?と聞かれても、エスカルには何も言わないの。

いちいち、こんなことしてきました!ってえらぶらないのが素敵。
そんなララでも、侯爵家の使用人たちに受け入れられるかどうかが心配だったみたい。アドル家の人たちはみんな笑顔だけど、ダイク家の人たちは常に無表情だから。
エスカルは、みんなお前を好きになるはずだ、好きにならざるを得ない人間だからっていいながらおでこにチュッ。
こういったことも、自然になりました。
もっと二人の距離が縮まるといいですね。
・ソスペンが次々と領地を拡大していたのはダイクの青い炎の力だったが、その炎にほぼされた
・メイドのメルカはララに反感を持っていたが、街で偶然助けられる
・使用人たちにどう思われるか不安なララを、心配いらない、みんなお前を好きになるはずだというエスカル

コメントを残す