私も髪を乾かして欲しい。
15話のあらすじ
こんな遅い時間になぜザカリーが自分の部屋に来たのかわかりませんでしたが、このチャンスを逃すまいと、ビアンカはザカリーを引き寄せてベッドに押し倒し、ザカリーの上に馬乗りになります。
体は18歳ですが、心は年上!がんばってその後を続けようとしますが…あっさり逃げられてしまいました。
聞きたいことがあったから来たのだが、髪が濡れていたから乾かしたら出ていくつもりだったというザカリー。ガスパルはどうだ?とビアンカに聞きます。
15話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ほんとにそんなこと聞きに来たのかしら。
とりあえず、体が大きくてどこにいても目につく以外はよくやってくれていると答えるビアンカ。
喜ぶのかと思いきや、なぜか不満げな表情のザカリー。
これはヤキモチですか?
何かあったらと心配して護衛をつけたものの、大事なビアンカのそばに自分ではない男性がぴったりくっついているのが不満なんでしょうかね。
立っているザカリーを見上げて話していたら、首が疲れてきたビアンカ。
「旦那様」と声をかけます。
するとザカリーびっくり!!目が点。
え、今俺のこと呼んだ?
え?
ちょっと嬉しかったのかしら。今までこんなふうに、ビアンカの方から声をかけてくれたことはなかったから。
嬉しいよねえ。旦那様だって。
しかも、ここに座ってとベッドをぽんぽんされてる。
背を向けて座ってしまうザカリーでしたが、向かい合ったら…ねえ。
ビアンカはその態度を少し誤解してしまっていますが、とりあえず乗馬について話します。
乗馬は体力が必要だから君にはきついと思うがと言うザカリーでしたが、ビアンカがどうしてもやりたいというので、春まで待って欲しいと言います。
冬は市場に仔馬が出回らないからと。春になったら子馬を買ってくれるそうです。
説得に成功して、チャンピオンベルト巻いてガッツポーズするビアンカ、かわいいな。
楽しみすぎてニコニコしてるビアンカもめっちゃかわいいし。
もう、ザカリーもそう思ってるんだから、素直に可愛いと言えばいいのに、背中を向けてしまう。
そんなザカリーの態度に悲しくなってしまうビアンカ。
ザカリーは自分に興味がない、何をしようと関係ないと思ってると、思ってる。
違うんだ!違うんだよ、ほんとはちゃんと大切にしたいと思ってるんだよ!
もう、もどかしいなあ。
でもここで、ザカリーが首都行きの話を切り出してくれました。春の終わり頃から秋、冬のはじめくらいまでアルノーを留守にすると。
てっきり、置いていかれると思い、涙が出てくるビアンカ。これでは前世の繰り返しになってしまう。
そう思っていたとき、一緒にいかないか?とザカリーが言ってくれたのです。
イボンヌの語りから、この日を境に二人の関係が変わっていったのだとわかります。
領地を見て回ることも前世ではなかったから、ビアンカの行動が変わり、それがザカリーにも影響を及ぼしたのでしょう。
半年も領地を留守にされて、自分一人になると思っていたのに、一緒に連れて行ってくれる。これは大きな変化です。
よかったね、ビアンカ。
・ビアンカは乗馬を習いたいとザカリーに直訴するが、冬は子馬が出回らないので春まで待って欲しいと言われる
・「旦那様」と呼ばれて驚くザカリー
・春になったら一緒に首都に行こうと言われて嬉しいビアンカ
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