イボンヌ、負けないで。
13話のあらすじ
レースは糸を編んで作った美しい工芸品で、セブランとその隣国で流行するファッションアイテムですが、そのレース発祥となったのがここアルノーでした。
そしてお針子たちにレースの作り方を教えたのがビアンカ。しかしこのときはまだ、アルノーがレース産業の中心になるなど誰も想像していなかったので、大量の亜麻糸の注文書を見たヴァンサンは冷や汗を流しています。
しかも、ニコラがきたら、蜜蝋のろうそくをいくらでも与えるようにとビアンカは指示していました。
13話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ヴァンサンはまだ、ビアンカのしていることがなんなのかわかりませんし、ニコラの彫刻など子供のお遊びにしか見えないので、子供に高価なろうそくを与えるなんて…と思っています。
涙を流すヴァンサンが気の毒でありながらも、ちょっと可愛いと思ってしまいました。いつも大変な役目ですけど、きっとこの苦労が報われる日が来ますよね。
そしてかわいそうなイボンヌ。同僚の下女たちにいじめられています。1枚しかなかった冬服を燃やされてしまいました。
アントも性格悪かったけど、その友達もやはり性格悪いですね。
イボンヌはいい子だから、こんなことでくじけないでほしいけど。
ただ、アントがクビになったときに一緒にいた下女(ビアンカに言われて鞭を持ってきた人)は、イボンヌに申し訳ないと思っていますので、味方がゼロってわけじゃない。がんばって、イボンヌ!
しかし、いくら体が丈夫だといっても、今は冬。寒い中、冬服もなしにブルブル震えているイボンヌを見て、何か思いついた様子のビアンカ。
前に買ったリスの毛皮のコート、もう着ないからあなたが処分してくれない?というのです。
捨てるなり着るなり、好きにしろと。でもせっかくなら、着てくれた方がいいというので、イボンヌは早速きてみました。
あなたにはいつもベストな体調でいてほしい、私のメイドにはそれぐらい着てもらわないと笑顔のビアンカ。
なにか察したのかもしれないけど、あえて聞かないやさしさってのもあるし。イボンヌもいちいちチクらないのがいい。
すごくいい関係ですね、この二人。
そしてリスの毛皮のコートを着たイボンヌを見て「よく似合うな」と思っているガスパル卿。ちょっとイボンヌのこと、意識してますかね?
さて、ヴァンサンに案内されてきたのは、牧草地。冬なのに…と思ったら、冬の間でも馬は放牧するのだとか。
馬は極寒でも耐えられるようにと、ザカリーが訓練しているのだそうです。
すると向こうに、たくさんの馬を操るザカリーが見えました。騎士たちに任せればいいものを、自ら馬を操るザカリーに目を奪われるビアンカ。
たしかに。ここのザカリー、かっこいいです。
寒いのに超薄着で、しかもシャツの前がはだけているので、鎖骨と胸筋が見える!
とても自由に見えたザカリーを、ビアンカはうらやましいと思うのでした。
2度目の人生はまだ始まったばかりですが、確実に軌道修正してきていると思います。
イボンヌという味方もいるし、がんばれ、ビアンカ。
・ビアンカはレース制作のために亜麻糸を大量に注文する
・イボンヌはいじめで冬服を燃やされてしまうも、ビアンカからリスの毛皮のコートをもらう
・ヴァンサンの案内でビアンカが牧草地を見学に行くと、ザカリーが自ら馬を訓練していた
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