イボンヌがつわりでよかった。
112話のあらすじ
イボンヌは、ひどいつわりに苦しんでいました。ガスパルまで何も口にしなくなってしまい、ガストンは両親の体調が悪いことで不安になり、涙ぐんでいます。
この状態ではラホズまで一緒に行くのは難しかったため、ビアンカはイボンヌの妹、ルーシーに公爵家で働いてもらうのはどうかと提案します。
しかしルーシーは、ガスパルがランドン男爵位を引き継いだ頃から、なぜか音信不通になっていました。
112話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ルーシーは、イボンヌがガストンを妊娠したとき、アレックの面倒を見てくれていたそうです。だから公爵家で働いてくれれば、ビアンカも安心だと思ったんですね。
だから、自分とヴァンサンで様子を見に行くというビアンカ。しかし、ランドン領までは行くのに丸1日かかります。
ザカリーに相談するも、ロベルやソヴールに頼んでもよいのではと言われてしまいます。
それはそうですね、ザカリーならそんな遠いところへビアンカを行かせたくないと思うはず。
しかし、ビアンカが自ら行きたい理由があったのです。
ルーシーがアレックの面倒を見てくれていたとき、身体中にアザがあるのを見てしまったから。
もし何か良くないことが起きているのだとしたら、それを義兄の親友たちに見られるのはルーシーが辛いだろうから、自分が行くというのです。
こんなかわいくお願いされたら、ザカリーもいうことを聞くしかない。
以前なら、自分を説得しようとすごい剣幕だったのに、すっかり毒気がなくなったビアンカに爆笑してしまうザカリー。
ザカリーは、領地のどこへ行こうとビアンカの自由だと言って、ビアンカを抱きしめます。
二人の愛情がどんどん深まっているのが嬉しい!!
さて、ヴァンサンとともに出発したビアンカ、なぜか荷馬車で…
荷馬車なら自分一人で来るべきだったというヴァンサンに、乳母として雇うなら自分から直接話したいというビアンカ。
そして、雇用形態などを説明するなら、「セブラン最高の家政王」であるヴァンサンが必要だというのでした。
このコンビ、ほんとに楽しい。
その様子を後ろから眺める一人の男…。
ザカリー、しっかり尾行しています。
これがあとで、吉と出そうな予感。
最後に出てきたのは、顔があざだらけのルーシー。
やはり、DVですね。
ああ、早くここから助け出してあげてほしい!!
そして、ガストン、アレックの乳母になってもらって、幸せに暮らしてほしい!!
たぶん、ザカリーが暴力夫をぶっ飛ばすんだろうなと思います。
・イボンヌはひどい悪阻に苦しんでいた
・一緒にラホズへ行くのは難しそうなので、妹のルーシーを呼ぼうかとビアンカが提案するも、音信不通になっていた
・ビアンカはヴァンサンとともにルーシーの元へ出発、ザカリーはそれを尾行
コメントを残す