「かたわれ令嬢が男装する理由」72〜73話・この思いは絶対に秘めておく

早く「あの人」が誰だか知りたい。

72〜73話のあらすじ

リナリーが崖から滑り落ちそうになったところを、ディランが助けてくれました。

木のうろの中で吹雪を凌ぐふたり。近くに建物があるのを見つけ、避難します。そこは教会でした。

真っ暗で何も見えませんでしたが、ディランが魔法であかりを灯します。美しいステンドグラスの窓を見てはしゃぐリナリーを見て、リナリーへの気持ちを改めて自覚するディランでした。

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72〜73話の感想（ネタバレ含む）＆次回考察

「やっと見つけた」と言ってるディランの安堵した表情。本当にリナリーのことが心配だったんだな。

教会で、結婚式ってどんな感じなんだろうとはしゃいでいるリナリーが可愛いけど。やってみるか？ってディランが結婚式の真似事を始めます。

病める時も健やかなる時もって言ってる時のディランは、リナリーとの結婚式のことでも妄想してたのだろうか。

管理人

普通に、恋する男の顔だもの。

最初の頃の性悪皇太子ではなくなってますね、完全に。リナリーのおかげで変わったんだな。

お互い照れてて可愛いんだけど、リーチルートもカイルルートもなくて、最終的にはやはりディランルートになるんだろうか。

リナリーが実は女性だったとわかれば、皇太子にとって障害は無くなるわけだしなー。

そのころ、ノアはリアムに魔法を教えながら、二人の位置を探していました。屋敷に結界を張り、「あの人」を外に出さないようにしていたのです。

管理人

アーノルドだよね、絶対アーノルドだよね。

でもどうしてだろう。

二人に何かあったら俺はどうすればいいんだよなんて殊勝なことを言っていますが、絶対黒幕でしょ。

教会の中では火を灯して暖をとり、吹雪が収まるのを待つ二人。疲れて眠ってしまったリナリーを抱えて寝るディランは、幸せだったでしょうね。

自分の気持ちがわかっても、皇太子という立場上、リナリーへの想いが叶わないことくらいよくわかっていました。

だからこの気持ちを絶対に秘めておこうと誓うディランでした。

→74話へ続きます。

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