犯人が見つかったのはよかったけれど。
19話のあらすじ
離れの倉庫まで燃えてしまい、誰かが意図的に起こした火事に違いないというシェリア。あれだけの威力の魔法を使えるのはシェリアくらいでしたが、中央管理室の魔力増強石を使えば不可能ではないと思われます。
火災が起きた時、ヘリオスは中央管理室から出てきたメガネの男性を目撃していました。犯人扱いされた男性は憤り、見間違いだ、中央管理室に入ったこともないと反論します。
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話すことはありませんと逃げようとした男性を止めたのはラッセルでした。ラッセルは、中央管理室に残っていた魔力増強石のカケラを持っていました。
悪用防止のために魔法がかけてあり、直前に使った人を記憶できるようになっていたのです。
その意思に触れると、彼が直前に触った人物だということがわかりました。
火をつけた動機は…自分たちの国を追い詰めた人殺しに力を貸したくなかったのだと。
やっていることはお前も同じだと言い、シェリアパパはその男性を連れて行きました。
この辺は、もう少し丁寧に描いてくれてもよかったかなと思いました。
作った製品と材料がすべて燃えてしまうという大事件を起こした犯人の背景とか、そういったところ。
シェリアが困ることもわかっていただろうに、それ以上にサイフォスを恨む気持ちが強かったということだと思うのですが、この犯人の動機が丁寧に描かれていないので、話が浅くなってしまっている気がします。
犯人はわかったけれど、問題は山積み。材料が燃えてしまい、保湿成分として配合したサイフォス産の白樺の樹液もひとビンしか残っていません。
これがなければ事業の再開は難しいと思ったその時、シェリアは代替品として真珠花を使おうと思い立ちます。
真珠花とは、グリモワールの気候でなければ育たない花で、保湿効果も高いものでした。
花農家のサラ・マーガレットという女性のところに行こうというシェリアでしたが、そんな女性は知らないんだけどとラッセルに訝しがられてしまいます。
そうですね、みんなは未来のことを知らないし。サラはまだ15歳だそうです。
次回は、この女の子のところへ行って、材料供給のお願いですかね。
・誰かが意図的に起こした火災だというシェリア
・火事の時、中央管理室から出て来た男性が犯人だった
・シェリアは、保湿剤として使っていたサイフォス産の白樺の樹液の代わりに、グリモワールの真珠花を使おうと思い立つ
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