
ここんとこスッキリしない話が続いているから、3話まとめてしまった……。
49〜51話のあらすじ
王は、貴族たちの前で、精神を病んで何をされているかわからない女を好む男もいるらしいと、エイリックを侮辱します。
しかしもっと驚いたのは、このような状況が王宮では「普通」であることでした。ミエサが今まで受けてきた扱いは、想像以上だったのかもしれないとエイリックは思います。
そしてさらにエイリックを苦しめるのは、ここまで最善を尽くしてきたつもりなのに、ミエサとの距離が全く縮まっていないという事実でした。
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49〜51話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ミエサはエイリックに隠していることが、まだたくさんあるのよね、きっと。
それは言えないのか、言いたくないのか。
いずれにしても、「信義」を重んじるエイリックにとっては、我慢のできないことでしょうね。ミエサを大事に思うからこそ。
だから、エイリックはストレートに、私のこと信用できないかとミエサに聞きました。何か、わざと隠しているのではないかと。
ミエサ、エイリックが怒っているのではなく、寂しそうに見えると思うなら、全部話そう。エイリックなら受け止めてくれるから。

今がそのチャンスだよ!!
ティルベリックを詐欺師だといった理由。これがね……実際、よくわからない。
ティルベリックを裏切り者だと叫んだ人がいるみたいなんだけど、ミエサにはやさしいし。ほんとに裏切り者なのか。
詰まるところ、ミエサが全てを話せないのは、エイリックが怒って反逆を考えることが怖いんだな。
ミエサはエイリックと幸せに暮らしたい。エイリックを奪われたくない。
だから、エイリックが反逆を考えないように、王に対して何もしないようにという想いが強くて、すべてを話せない。

お互い思い合ってるのに、なんとももどかしい。
翌朝、ミエサがティルベリックについて少し話すんだけど、エイリックは信じてないな。口では信じますと言ったけど、これがほんとのことじゃないとわかってる。
エイリックは、本当にミエサを大事に思っているから、自分が知らないことがあってミエサが傷つくというのは耐えられないのでしょう。
ミエサ、心を開こうよ。エイリックを信じようよ。

話さないと何も始まらないよ。
そしていよいよ出てきた、ナミレア侍女長。これから3日間、ミエサの世話をすると言います。
どうしよう。
ナミレア侍女長は、牢にいるディアレ夫人から、マレカ夫人の最後の言葉を聞いてるんだよね。
もしかして、ミエサが正常かもしれないって、疑い出してる。まずいよ。
なんとかしてこの3日間を乗りきらなくちゃ。
そして領地に戻って、幸せな二人を見たいよ。
・ミエサがまだ全てを話してくれないことに無力感を感じるエイリック
・ミエサはエイリックが反逆を考えることが怖くてすべて話せない
・王宮にいる間、ナミレア侍女長がミエサにつくことになった
→52話へ続きます。

