「生き残った王女の笑顔の裏には」25〜26話・ミエサは家族だから

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侍女長がうざいわ。

25〜26話のあらすじ

ミエサはどう説明したらいいか分からず、とっさに気絶したふりをしてしまいましたが、エイリックに抱きしめられながら理性を取り戻します。

最近、人として扱われることに慣れ、無駄な感情を持ってしまったと思うミエサでした。

家に戻ると、当主が女のところへと出かけるところでした。言葉を交わすこともなく出ていく父を見送りエイリック。そして、エイリックたちが戻ってきた様子を、ミエサの侍女ふたりが窓から見ていました。

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25〜26話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

こいつら、また何か良からぬことを考えてるな……。ミエサに何かしないといいけど。

部屋に戻ったミエサは、エイリックに、母がハリエティ地域の出身だったのだと話します。母に関するものは辛い思い出に繋がってしまうため、ハリトタルトも嫌がったんですね。

こういうことがあるから、好きなものや嫌いなものを話してほしいのだというエイリック。そして、鋭い。

他にも何かあったでしょ?とミエサに聞きますが、ミエサは寝たふりをしてごまかします。

ここでエイリックがすごいなと思うのは、ミエサが今まで、平気そうな顔をしていたし、嫌な記憶さえも回避する傾向が強かったのに、今日の反応はいつもと違うと気づいたこと。

だから、ミエサの感情が爆発する日が来るかもしれないと思ったこと。

たしかに、そう思う。これまでずっと、頭がおかしいふりをして、なんとか命を繋いできたミエサ。

管理人
管理人

動物以下の扱いを受けてきたわけで、心が傷ついていないはずがないです。

でもエイリックの前では、いたって普通。この普通さが危ういのだと感じているエイリックは、鋭いなと思います。

エイリックがいてくれれば、何が起きても一緒に乗り越えていけそうだと思うし、きっとミエサを支えてくれるだろうな。

さて、それから数日たちました。いつものように、寝る前にミエサが今日の出来事を話して、ご褒美のチューをしてもらっていた時のこと。

これだけ?とミエサが聞くと、エイリックも実は、自分の気持ちを持て余している状態でした。

管理人
管理人

エイリックはミエサのこと、好きなんですね。

でも、異性に好意を持ったのが初めてだから、エイリックほどの人でも感情をコントロールできなくて、つい一線を引いてしまうのでした。

ミエサが、どうしてこんなに親切にしてくれるのかと聞くと、エイリックは家族だからと答えます。クラドニエ家の一員だから、自分に甘えていいし、心の中にあるものを吐き出していいと。

管理人
管理人

お母様がいなくなってから、誰かにこんなことを言われたのは、初めてでしょうね。

その代わり、私に信義を誓ってくださいと言うエイリック。ミエサは分かったと答えていたけど、ミエサの頭の中にある信義と、エイリックのそれはまだ一致してないんですよね。

ミエサはだいぶ心を開いてきているけど、エイリックのことをまだ警戒しているし、信じきれていない部分もあると思うけど、いつか本当の夫婦になれると信じてます。

面倒なのは、エディルです。侍女長、何かしそうで怖い。

奥様の前でも、ミエサのことを悪く言う。家門のことを心配していることはわかるし、忠誠心から苦言を呈しているのもわかる。

エイリックのこと、全然分かってない。エイリックや奥様を支えるのが仕事であって、次期当主の奥様の悪口は仕事じゃないわよ。

今回のストーリーのまとめ

・エイリックはミエサへの好意を持て余して自分でも気持ちをコントロールできずにいる

・いつかミエサの感情が爆発するかもしれないと思っているエイリックは、お互いに信義を誓おうとミエサに話す

・侍女長エディルはまだミエサのことを疎ましく思っている

27話へ続きます。

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