「生き残った王女の笑顔の裏には」24話・ミエサの幸せな結婚とエイリックの悲劇

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ミエサ、大丈夫。エイリックを信じよう。

24話のあらすじ

これまで、エイリックの膝の上で資料を盗み見てきたミエサは、クラドニエ家の財政状態が良くないと思っていたのですが、それは大きな誤解でした。

たくさんの兵士が12年の戦争から一度に戻ってきたため、領内の食料が足りておらず、戦争の時に商団の取引も少なくしていたため、税収も減っていました。

今季の収穫期以降は問題なさそうですし、領地内の鉱山も増えた。今は問題ないということを話すと、ミエサは今まで食料が足りていないのかと思って、おやつを少し残していたから思う存分食べれば良かったと告白しました。

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24話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

途中でお菓子の店があったので、買い物に出たエイリック。

馬車の中で待っていたミエサは、これまで酷い扱いを受けながらも、王族だという自負心を持っていました。しかし、心から望んでいた平和な暮らしは、皮肉にも王族でなくなることで訪れたのです。

結婚してよかったって言ってたし。

想像もつかなった平和な日常のことを思って、買い物に行ったエイリックの後ろ姿を見送っていたミエサ。

そのとき、どうやら街の人がエイリックに気づいたみたいです。

ミエサが人々の様子を伺っていると、エイリックの噂話をしているみたい。絶世の美男子だと。

しかも、戦争の英雄。

それなのに、頭のおかしな王女と結婚する羽目になり、気の毒だと。

その話を聞いて、すっかり落ち込んでしまったミエサ。

管理人
管理人

街の人たちがそんな噂話をすること自体はどうしようもないと思うけれど、ミエサかわいそうだな。

ミエサは、自分が何かを言われたからと言うよりも、自分のせいでエイリックがあんな視線を受けていることが申し訳ないと思ったのです。

自分にとってはこの上なく幸せな結婚だった。

今までにないくらい、幸せに暮らしていますからね。しかしその結婚が、エイリックにとって悲劇だなんて、認めたくなかった。

つまり、ミエサもエイリックのことが好きなんだなと思います。

好きだから、エイリックに申し訳なくないと思うし、お菓子もいらないなんて言ってしまって、誠意を無視したことも悪いと思ってる。

お菓子は、ハリトタルトというものもおすすめされたから買ってきたのですが、それがどうやらミエサはきらいだったらしい。

でもすぐに、何かあったんだなと気づいてくれたエイリック。ミエサは理由のない行動はしないから、お菓子が嫌いだとわがままを言っているわけではないことをわかってくれました。

しかし、エイリックが自分を理解しようとすることすら、まだ受け入れられないミエサ。

管理人
管理人

いままでは、何も感じないことで自分の心を守ってきたのだと思います。

こんなふうに、自分という「人間」と向き合ってくれる人はいなかったから。

エイリックがミエサを一人の人間として尊重してくれたことで、人としての心をとり脅してきたのは良かったけれど、だからこそ苦しくなってしまうこともあるんだなあ。

ミエサは全く悪くないのに、どうしてこんなに苦しまなきゃいけないのかと思うけれど、エイリックがいるからきっと立ち直れると思います。

エイリックはこの結婚を後悔していないと思うし、たとえミエサが本当に心が壊れていたとしても、大事にしてくれたと思う。早くミエサの心が癒されてほしい。

今回のストーリーのまとめ

・ミエサはクラドニエ家が貧乏だと誤解していた

・エイリックが買い物に出た時、人々がエイリックを称賛していることを知る

・それと同時に、自分と結婚したせいで憐れみの視線を受けていることも知り苦しくなるミエサ

→25話へ続きます。

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