
「もっと」の続きはないのかい!?
32〜33話のあらすじ
雨の中、メルティアを抱えて走るセブルス。大蛇が追いかけてきます。呼吸も苦しくなり、なんとか崖まで走ろうとしていたとき、右へ飛んでくださいと仲間の声が聞こえました。
仲間が大蛇を火のついた矢で撃退。セブルスもメルティアも助かりましたが、セブルスは発作で苦しそうです。メルティアが急いで薬を飲ませます。雨が上がり、セブルスの発作もおさまりました。
しかし、メルティアはセブルスに申し訳なく思います。盟主になるとき、長い髪に土地の神聖な力を宿す習わしがあるとロミスに聞いていたからです。自分を助けるために髪を切ったセブルスに謝りますが、セブルスは後悔していないと答えます。
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32〜33話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
セブルス、いいやつじゃんか……。
憎まれ口ばかり叩いているけど、根はいいやつですね。これで、みんなとの関係も改善されるといいな。
メルティアたちが大蛇に襲われたという知らせは、すぐにアルトル様にも伝えられました。
なんと、大蛇は首を落とさないと死なないのだそうです。さっき騎士が矢を放って、崖から落としただけであって、退治はできていない。
城が襲われたらまずいので、アルトル様はいったん城に戻ることに。

早く戻ってきてあげて。メルティアはまた、悪夢にうなされてるから。
だれなんだろう、婚約者って。早く知りたいですね、ノーラの調査の結果。
さて、翌日。寝不足ながら、お仕事中のメルティアと、それを監視するセブルス。
メルティアは帳簿を見ながら、北辺からシオン公国への武器輸出が増えているなと思います。そのとき、なぜか「シオン公国」という言葉に反応してる。
反応というかなんというか、目の色が怖いんだけど?表情がなくなっているというか。

あの悪夢と関係があるのかな?
寝不足だったからか、なんかぼーっとしてるメルティア。セブルスが、それに気づいているのがいいな。
階段から落ちそうになった時も、ちゃんと抱えてくれた。
こんなとこ見たら、アルトル様が嫉妬に狂いそうだけど、セブルスはちゃんとメルティアの心配してますよ。
気力だけで動くやつが一番タチ悪いって、口調は悪いけどその通り。侍女に命じて、メルティアを休ませるセブルス、めっちゃ優しいじゃん!

盟主にはなれなくても、セブルスも幸せになってほしいなと思ってきた。
で、せっかくセブルスが休ませてくれたんだけど、悪夢が怖くて眠れないメルティア。睡眠薬を飲んだのに、さらに悪い夢見てるし。
これはもしかして、記憶が消えるくらい、辛い過去があるってことなのかもしれないですね。戦争の惨劇どころじゃないような、辛い経験。
夢で涙を流しているところに、アルトル様が帰ってきてくれました。
おかえりなさい。よかったわ。
メルティア、目が覚めたらやたら積極的。いいぞ。もっと甘えなさい。
「もっと」の続きは、次回に持ち越し。
・喘息の発作が出ながらもメルティアを抱えて走るセブルス、みんなとりあえず逃げ切った
・メルティアは悪夢のせいでよく眠れず、昼間もぼーっとしている
・悪夢の内容がわからず、睡眠薬を飲んでねるも、また悪夢。そこへアルトル様が帰ってくる


