「北部戦士の愛しい花嫁」30〜31話・天使に懐いた赤髪の狼

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セブルス、根はいい人な気がする。

30〜31話のあらすじ

セブルスは喘息の発作を起こしていました。メルティアは、ヒーア草の抽出液と蜂蜜を混ぜた薬を作り、セブルスに飲ませます。薬を飲むと発作は落ち着いていきました。

残ったシロップ薬をビンに詰めるメルティアを見ながら、今まで誰も自分の発作を気遣ってくれたことなどなかったのに、よりによってメルティアに助けられるとはと思うセブルス。

戦士が喘息など、仮病だと揶揄されて終わり。病気を理解されない辛さがわかるメルティアは、ひとりでつらかったでしょうと、セブルスに心からねぎらいの言葉をかけます。

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30〜31話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

メルティアはね、こういう子なの。心から、人を思いやれる、天使のような子なのよ。

わかった?セブルス。しかも、これから一緒に治療していこうって。

自分を罵った相手に、こんなこと言えませんよね、普通。なんていい子なんだ。

セブルスも少しその気になってきた。これで仲良くなれるといいな。

管理人
管理人

メルティアも、セブルスの扱い方が少しわかってきたようですし。

さて、翌日。一緒に薬草の森へ。

セブルスはすでに、メルティアに惚れてる気がする。

あれだけ罵った相手に、こんなふうに優しくされたら、そりゃ気持ちも揺れますよね。

あの女を信じていいのか……なんて自問は愚問。あの天使に惚れない方が難しい。

管理人
管理人

なんだかんだ、文句を言いながらも、一緒に薬草摘みしてるし。楽しそう。

自分の弱みを見られたことで、すこし警戒心が薄れたというか、人の弱みを見てもなお優しいメルティアの真価がわかったかな。

よかった、よかった。

と思ったら。水辺で薬草を摘んでいたメルティアが、大蛇に襲われそうになります。

水から大蛇。なんと。

もちろんセブルスがいるから大丈夫なんだけど、セブルスでも手こずるくらいの大蛇。

メルティアは怖くて動けない。そりゃそうだ、目の前にこんなんがきたら、普通の女の子だもの、怖くて当たり前です。

メルティアを連れて逃げようとするセブルスでしたが、大蛇に髪を巻き込まれてしまいます。

セブルスは髪をバッサリ切り、大蛇を退治。しかし問題は、メルティアです。怖がっていて、とても動けそうにない。

仕方ない、セブルスはメルティアを抱きかかえて走ります。

管理人
管理人

ちょっとー!セブルスかっこいいんだけど!

見直した。かっこよすぎ。

大蛇を弓で射るところとか。まさに、戦士。

大蛇が1匹ではなかったので、なかなか大変そうだったのですが、メルティアを守らなきゃいけないでしょう。

やるしかねえという、セブルスの決意。かっこいい。

文句ばかり言って、盟主の器じゃないじゃんと思ってたけど、彼の気持ちを理解してくれる人がいたら、それなりに成長する気がする。

今までは、周囲の期待と抑圧で、自分の真価がわかってなかっただけじゃないかな。立派な戦士だろうし、メルティアのおかげでひねくれた心がまっすぐになったら、もっと強くなれるはず。

今回のストーリーのまとめ

・セブルスは薬草室で喘息の発作に苦しんでいたところ、メルティアに助けられる

・メルティアは一緒に治療していこうとセブルスに協力を申し出る

・翌日、森で薬草を摘んでいたメルティアたちは、大蛇に襲われる

32話へ続きます。

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