「北部公爵を誘惑します」70話・カルシオンの怒り

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まさかの、ここで。

70話のあらすじ

セリーナが逃げようとしたらドアが開き、カルシオンが助けに来ました。着崩れしている様子を見て、何かされたのかと心配するカルシオン。

短刀で反撃したというセリーナをカルシオンが褒めていると、傷を負った王太子が激怒してやってきます。

その女を引き渡さなければ反逆したとみなす!と言われ、カルシオンはあっさり「反逆だ」と認めるのでした。

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70話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

えええええ。いくらなんでも、ここで反逆!?

ここはランバード領ではなく、首都ですよ。明らかに不利ですよ。

お望み通り反逆してやる、次来る時は必ず首を狙うからと、セリーナの手をとって逃げるカルシオン。

とりあえず逃げないといけないので、ハイヒールを脱ぎ、ドレスの裾を破るセリーナ。

カルシオンは、ディオンたち部下を待機させていたようです。

管理人
管理人

そりゃそうか。いくらなんでも、思いつきで反逆はしないですよね。

とりあえず、この場から逃げ出せるくらいの準備はしていたということですね。

カルシオンは、ミオン(首都)を超えて、ランバードの軍事領域まで全速力で馬を走らせるようにとセリーナに指示します。

半日はかかる距離ですが、今は走るしかありません。

しかし何時間も走り続けて、セリーナの体力も限界でした。

「境界を通過した」という声を聞き、安心して力が抜け、落馬しそうになるセリーナ。

もちろん、カルシオンが助けます。

今日だけで何回も助けてもらった、ありがとう、もう大丈夫だからおろしてくださいと言ってもセリーナを離さないカルシオン。

管理人
管理人

このときカルシオンの中では、自分に対する怒りと悔しさが渦巻いていたのです。

何度も王太子の挑発に耐えてきたのに、結局は目の前でセリーナを奪われた。

セリーナが強かったから良かったものの、そうでなければ大変なことになっていました。

世界中の誰よりも自分が強いと思っていたのに、何もできなかった自分に対して怒りを感じていたのです。

ランバードにいる以上は俺のもの。

俺が助けたから、俺のものといって、セリーナにキスします。

おおおおお。素敵なシーンですね、ここ。

カルちゃん、最高にかっこいい。

今回のストーリーのまとめ

・カルシオンがセリーナを助けにくる

・セリーナを引き渡さないと反逆とみなすと王太子にいわれるも、あっさり「反逆だ」と認めるカルシオン

・部下たちに準備させていた馬に乗り、ランバード領まで戻る

71話へ続きます。

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