ロザリンが少し可哀想になってきた。
67話のあらすじ
カルシオンの目の前で、セリーナをエスコートして入場しようとする王太子。当然、カルシオンは不機嫌になっています。
周囲は、プロポーズも同然だとざわついています。この光景を見て心穏やかではないのがロザリンでした。
腹を立て、セリーナに喧嘩をふっかけにいきます。言い合いでは勝てず、ワインの入ったグラスを投げつけますが、手で払われ、逆に自分がワインまみれになってしまいます。セリーナにつかみかかろうとするも身をかわされてその場で転んでしまいました。
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67話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
それにしても、セリーナに「性悪女!」って言ってるロザリン、あんたもたいがいだよ。
どっちが性悪かね。
ロザリンは赤っ恥をかいてその場を逃げ出し、王太子に助けを求めますが、全く取り合ってもらえません。
王太子は、卑しい身分だけあって行動も乱暴だなとセリーナをけなしてはいるけれど、だからといってロザリン味方をしているわけでもありませんでした。
やはり、セリーナを誘惑しているのは、カルシオンを苦しめるためだったんですね。
ロザリンが、セリーナは公爵から奪う必要もない、早くセリーナをなんとかしないとそのうち王太子妃の座でも狙ってくるというと、それも面白いと言い出す王太子。
セリーナが、王太子妃になりたいとカルシオンの元を逃げ出したら、カルシオンはどんな気分かと。
ロザリンは自分が王太子妃になりたいので、当然反対し、あれこれ意見を言いますが、王太子は冷たい。私が決めることだといい、とりあいません。
しかも、自分のことを愛しているなら、自分のために働くことが栄光なはずだと。
いいように利用されたんですね。
ロザリンはこれまで、王太子のためにいろいろと嫌な仕事もやってきたのでしょう。まあ、性格悪いから、嫌な仕事だとは思っていなかったかもしれないけれど。
でもここへきて、自分が全く尊重されていないことがわかり、社交界全体とティオラン家を敵に回すつもりかと脅します。
すると、君はおしゃべりだとロザリンの首を片手で掴んで締める王太子。大丈夫か、ロザリン。
自業自得といえば自業自得なんだけど、少し可哀想。
まあこれでよかったのか。こんな性悪女が王太子妃=将来の王妃になったら、国が大変ですもんね。
・王太子はセリーナをエスコートして入場し、カルシオンを挑発する
・ロザリンはセリーナに喧嘩を売るも、玉砕
・その足で王太子にすがりにいくが、ここでも取り合ってもらえない
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