「北部公爵を誘惑します」66話・王太子の宣戦布告

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顔はいいんだけど、性格に難がある王太子。

66話のあらすじ

王太子のパーティーにやってきた二人。あまりの豪華さに驚きます。バージンロードのような通路。もしここに王太子がパートナーでも連れてきたら、結婚を公表したも同然だとカルシオンがいいます。

しかし周囲は背の高い木に覆われ、迷路のような庭園に囲まれたその場所は、目障りな相手を消し去るのに最適な場所でもありました。

会場でフィオネルを見つけたセリーナ。聞きたいことがあったんだと、フィオネルをお手洗いに連れて行きます。

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66話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

セリーナが心配で、一緒に行くと言うカルシオン。お手洗いに行くのだし、カルシオンが一緒では話せない、大丈夫だからとセリーナが止め、カルシオンは見つからないようについていくことにしました。

さて、フィオネルを無理やり連れてお手洗いに行くセリーナ。とはいえ、王宮の中の構造は知らないので、フィオネルがお手洗いに案内します。

フィオネルは、少しの間でしたが王妃の侍女をしていたことがあるそうで、それで建物の中を知っているのだとか。

女性にとってはとても良い職業であるはずの侍女をやめたのは、汚い世界を散々目にしたからだといいます。

管理人
管理人

いつも能天気に見えるフィオネルですが、根はいい子だから、いろいろと嫌な思いもしたんでしょうね。

セリーナがフィオネルをお手洗いに誘ったのは、アイレルと王太子の関係について聞くためでした。

恋仲だったのなら、王太子に乗り換えればよかったのにとセリーナが言うと、王太子が当時付き合っていたのはアイレルだけではないとフィオネルが証言します。

朝はロザリンと寝て昼はアイレルと…というように、取っ替え引っ替えだったのだとか。

しかも、恋愛をしたいのではなく、獲物として見ているのだとフィオネルは言います。

ターゲットは自分に興味のない女性。それでいて、お金や地位を欲しがる人が餌食になってきたのだそうです。

本当の遊び相手ですね。なまじ顔がいいだけに、誘惑されたらみんなその気になっちゃうのかも。

フィオネルもひっかかりそうになったみたいですけど、欲がなかったから大丈夫だったと。

管理人
管理人

顔はいいのに、残念な男。

最後はいつものように言い争い(というか、セリーナのフィオネルいじり)になって、フィオネルが先に出て行ってしまいました。

この二人は、なかなかいい友達になれると思います。フィオネル、いい子だし。

自分も戻ろうとセリーナが休憩室を出ると、そこには王太子が!会えて嬉しいな、ですって。

今回は偶然ではなく、フィオネルとただならぬ雰囲気だったから心配できてみたと。

パーティー会場まで送ろうというので、王太子の腕に手をかけるセリーナ。もちろんその様子は、陰からカルシオンが見ているわけで…ものすごい殺気。

そりゃそうですね、こともあろうに王太子が出てきたのだから。

きた方向と違う…と思いつつ、パーティー会場までエスコートすると言っただろう?と王太子に連れて行かれたその場所は、会場の入り口だったのですが…

あのバージンロードのような通路でした。

カルシオンの目の前でなんてことを!

そうきたか〜。

これでは、王太子がセリーナを自分の女として紹介する形になってしまいます。

カルシオンはここからどうやって、セリーナを救い出すのでしょう?

今回のストーリーのまとめ

・派手なパーティー会場、まるで結婚式場のバージンロードのような通路

・セリーナはフィオネルと話をしにお手洗いへ行く

・お手洗いを出ると王太子が待っていて、パーティー会場までエスコートすると言われてついていくと、そこはあのバージンロード

67話へ続きます。

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