
もー、ガネット、邪魔しないで!
78話のあらすじ
タランの使者がいわんとするところは、ベスを裏切り、婚約によって帝国とタランで新しい同盟を結ぼうということでした。
王子は、あの場で使者を切っていればと言いますが、それでは一緒に来た軍隊にやられていたことでしょう。
これからどうするのかと国王に聞かれたフェルデリックは、レーバンのいう通り使者を送ると言います。
78話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
その使者に立候補したのがマノでした。タランに戻った使者の一行のルートは大まかに把握しているので、それを避けて自分がタランに行ってくるとレーバンに話しています。
しかしあのとき、レーバンはチャンセラーの鷹を見ていたので、どうすべきか迷っています。
マノは、アンジェラを拉致から守れなかったことを謝罪しますが、レーバンは「???」となっています。
レーバンは、アンジェラがお見合いに行っていると思っていましたからね。誰が相手かは聞いていなかったから、王子とのお見合い中に拉致されたとは思っていませんでした。

拉致なんて聞いてたら、もっと大変なことになっていたでしょう。
一方アンジェラは、雨も降っているのに窓も閉めず、レーバンを待っていました。いつも窓から入ってきますからね。
お花も置いて準備万端のアンジェラが可愛い。早くきてあげてレーバン!と思ったら、こんこんとノックの音が。
珍しい!と思ったら、訪ねてきたのはガネットでした。
と、同時に窓枠にレーバンが!ガネットがいることに気づいて、部屋には入らず姿を隠します。

もー、せっかくレーバンとイチャイチャタイムになると思ったのに、ガネット!!
そういうとこよ!!
それでも窓に近づいて、ガネットに返事をする体でレーバンに話しかけてるアンジェラ。
ガネットの話は、今回の件を詳しく知りたいということ、自分もフェルデリックの本を書こうと思っていることでした。もうジェルピンに対抗して「ガネピン」というペンネームまで用意しています。
そのうえ、結婚式ではレーバンの学者としてではなく、自分の学者・侍女として付き添い人の席を用意するというのでした。
レーバンを残して自分たちと一緒に復帰しようと。それがアンジェラのためだというのですが、アンジェラがそんなことするはずない。
この話はすべてレーバンも聞いていましたが、安心して、アンジェラはどこにも行かないから!!
こんなことで、二人の間に溝ができたりしないといいのだけど。
レーバンは口下手だし口数が少ないから、アンジェラのためとか思って、アンジェラを突き放したりしないといいのだけれど。
・タランへの使者は自分が務めるというマノ
・拉致されたことを心配してアンジェラの部屋に来たレーバン
・レーバンが来る前にガネットが来ていて、自分の側につくようアンジェラに提案