
バカ兄が単純で助かる。
70話のあらすじ
イランド(ユディットの兄)は、結婚式が終わってもロテイアに残っていました。なんとかして国王に謁見しようとするも、会う許可が出た相手はフランツでした。
激昂するイランドでしたが、これを拒否すればティエンに帰らざるを得ないと側近に耳打ちされ、仕方なくフランツに会うことにします。
フランツはイランドと会う前に、南部とつなげるよう、ユディットからアドバイスされていました。公国を奇襲するならロテイア南部が最短ルートなので喜ぶはず、この提案をすればイランドは勝手にクロルドに会いにいくだろうというのがユディットの考えでした。
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70話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
クロルドと兄を、同時につぶしちゃおう!ってことなんですね。
頼もしいのは、フランツがユディットを全面的に信じていること。たとえ結果がどうなろうと、ユディットが望むならなんでもするという覚悟です。
フランツがイランドに謁見を許可すると、単刀直入に、メルゴン大公国との戦争を支援してくれといってきました。
それはできないが……お義兄さまを冷遇することはできないのでと言いながら、フランツは南部にいる弟を紹介するといいます。

これは、事前にユディットがいっていた通りのことですね。
まんまとひっかかったイランド。きっと南部に行ってクロルドと手を組んで、あっさりフランツを裏切ろうとするんでしょうね。
ぜひやってくれ。正式に討伐する名目ができるから。
フランツは、ティエンとメルゴン大公国、両方に信頼できる者を送ってほしいと、ベルジ公爵に頼みます。
いよいよ復讐も佳境に入ってきたってところですかね。

予定通り、クロルドが反逆を起こしてくれればいいんですけどね。
さて、ユディットはサモナの家を訪れていました。
サモナに王妃の診察をさせつつ、監視をしていたんですね。
王妃の状態はかなり悪いみたい。なにもしなくても、このまま自滅していく気はしますが……王妃はいまだに、クロルドを監視しているらしいのですが、新しい女ができたと。
また新たな人物が出てくるのか。その女性が、どんな影響を及ぼすのか。
ユディットはなにか知っているぽいですが、復讐を邪魔するような人じゃないといいですね。
・イランドは結婚式が終わってもロテイアに残っていた
・なんとか国王に会って戦争の支援をしてもらいたいのに、会ってもらえない
・フランツが代わりに会い、戦争の支援はできないが弟と繋げると、ユディットに言われた通りに提案する

