
むずかしい。
62〜63話のあらすじ
サモナの必死の治療のおかげで、フランツは快方に向かっています。そのことを国王陛下に報告しにいこうとしていたユディットは、廊下でライティアン公爵に呼び止められました。
今回の襲撃犯について、腹の探り合い。前世では一度も領地から出てこなかった公爵が、自らフランツの様子を伺いに王宮にきているということが、彼が関与していることを物語っているとユディットは思います。
今計画していることをすべて取り消すなら、大公の地位を与えると提案するユディット。クロルドは政治に無関心なので、公爵が南部を掌握すればいいといいます。
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62〜63話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
うーん、まだよくわからない。クロルドがバカなのはわかってる。王妃とクロルドの後ろ盾としてライティアン公爵がいるのだから、この人を大公にするのはいいことなの?
62話の話だと、ライティアン公爵を大公にするんだと思ったんだけど、違いました。63話で、クロルドに大公の地位を与えろと国王陛下に進言しています。
つまり。バカを大公にして、その後ろ盾と共に南部に押しやるってこと?平気なのそれで?
国王陛下は、もともとクロルドは大公にするつもりだったけど、ライティアン公爵を次の継承順位に指名するというのは考えてなかったので、ユディットの言うことに難色を示します。
うん、私もわからない。

これ、あとでスカッと、ざまあ展開になってくれるの?
二人を南部にやったらどうなるか。国王陛下の目の届かないところで、何をするかわからない。
それがわかっていて、あえてこんなことをしようとするユディットの真意がわからなくて。
どうやら……南部はティエン王国(ユディットの故郷)が紛争をしており、デラルカ帝国(ロゼロの故郷)も狙っているらしい。
そんな南部にクロルドとライティアン公爵が行けばどうなるか。
うまくいけば、クロルド一派を一掃できるってことかな。

フランツを守るためって言ってましたからね、ユディットが。
あなたは国王なのか、父親なのかというユディットの言葉。
国王陛下は、いい人だけど、残念ながら王としてはポンコツでしたからね。前王妃が忘れられなくて、薬を盛られても、眠っていた方がいいからってそのままにしてたんだよね。
さあ、ここでどんな決断をするのでしょうか。
さて、ロゼロは今回のことに責任を感じていることもあっていったん国に帰ると言っていました。
帰る前に、ロゼロも、帝国が南部を狙っているということをフランツに教えてくれました。戦争になったら、つらいですね。二人はいい友達なのに。
今回はフランツが復活して、政治的な話ばかりでしたが、これもクロルドたちに復讐するための布石なんだろうか。
・サモナのおかげでフランツ復活
・ユディットとライティアン公爵はバチバチと腹の探り合い
・ユディットはクロルドを大公にしてライティアン公爵を次の継承順位に指名せよと提案

