
ほんと、言葉が足りないよ。
20〜21話のあらすじ
レオンハルトにダニエルとの仲を誤解され、フェイリンが使っていた薬についても詮索するなと言われてしまったドーハ。公爵夫人としての立場を忘れるなとも言われ、すっきりしません。
そのことをおばあさまに相談すると、それはレオンハルトがドーハのことを好きだからに決まっているといわれました。レオンハルトはいつもおばあさまのところにくると、楽しそうにドーハの話をしていたのです。
窓の外で物音が聞こえ、ドーハが見てみると、ダニエルが木の根元で辛そうにしていました。魔物退治の時の無理たたたって、熱が出ていたようです。ダニエルを介抱し、熱も引いたようなのでとドーハが出て行こうとすると、ダニエルはドーハの手を掴みます。
→「夫婦の夜をお望みならば」のつづきはebook japanで!
※タイマー無料でお得に読める!PayPayも使えます。
20〜21話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
そうか、ダニエルはドーハに惚れてしまったのだな。しかし、レオンハルトもドーハのことが好きだし。
運の悪いことに、ダニエルがドーハの手を掴んでいるところに、レオンハルト到着。もちろん、怒る。ダニエルにも、ドーハも。
ドーハは悔しかったでしょう。具合の悪い人を介抱しただけなのに、あなたが直接世話する必要はないなんていわれたらさ。
男の嫉妬はみっともないと、こればかりは、ダニエルに同意。

レオンハルトの気持ちもわかるけど、ドーハを傷つけたらダメだわ。
この日の喧嘩が原因で、険悪なままの二人。顔も合わせてないため、城の雰囲気まで悪くなってしまいます。
しかもこんなときに、魔物討伐でレオンハルトが出征することに。
どれだけひどい状況なのか、レオンハルトに会いたくて追いかけようとするドーハでしたが、レオンハルトは何も言わずに行ってしまう。

なんでかなー。どうしてひとこと、話ができないかなー。
ドーハの顔を見たら、出発しづらくなる=好きってのはわかるんだけど、ドーハが可哀想じゃないか?
ドーハはまだ、レオンハルトが自分と話をしたくないんだって、誤解したままだよ?
ちょっとレオンハルトは、言葉が足りなすぎですね。
ドーハは不安な胸の内を、おばあさまに相談しに行きます。
するとおばあさまが持っていたぬいぐるみを貸してくれるのですが……これがすごい。

マフィンというぬいぐるみ、なんと時間を止められる!
ぬいぐるみだと思ったその物体、じつは白い塔の主、セリオンでした。
ドーハは、レオンハルトが心配だから、魔塔の魔法使いを貸して欲しいというのですが、あれは自分が作り出した分身で、魔塔にはセリオンしかいないのだそうです。
城の外のことは関知できないといいつつ、レオンハルトが出征するのを知っていた人間がいるということを教えてくれました。
するとそのとき、魔法が解けて、クロードが入ってきます。ネイト卿が「支援」の名の下に、私兵を動員したらしい。危ない、レオンハルト。
もしかしたら、魔物自体もネイト卿の策略かもしれないですね。あえてレオンハルトが出征するようにし、そこに私兵を送り込んで、始末するつもりなのかな。
どうする、ドーハ。
・すれ違い、誤解で喧嘩になってしまうドーハとレオンハルト
・魔物討伐で急遽レオンハルトが出征することになる
・何も言わずに行ってしまったレオンハルトを心配するドーハ、ネイト卿が私兵を動員したという知らせを受ける

