
いくら歓迎されないとはいっても、これは。
16〜17話のあらすじ
ドーハが持ち帰ったクラウデンを見て、医師も驚いています。レオンハルトは、足が傷だらけになっているドーハを抱きかかえ、部屋に運んでくれました。
レオンハルトが、こんな無茶なことをした理由を聞くと、かつてたった一人の女きょうだいだった妹を失った話をするドーハ。もう、身近な人を失いたくないのだといいます。するとレオンハルトは、ドーハに心から感謝します。
そして、別館に恋人がいると誤解していたドーハに、二国間の同盟のためとはいえ、自分の女性はドーハただ一人だと誓ってくれました。
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16〜17話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
そうなんだよ。レオンハルトが最初から、おばあさまのことを話してくれていれば、今は絶対安静だから会えないって言ってくれていれば、ドーハだって潜入しなかったよ。
でも、今回の出来事を機に、二人の距離が縮まった感じはするので、結果オーライですかね。
しかも、既婚女性が他の男性と会うのは良くないと、ダニエルには会わないようにというレオンハルト。これは嫉妬ですかね。

ダニエル、イケメンだしね。
さて、一難去ってまた一難。
今回のことが家臣たちの耳にも入り、婦人たちの集まりを開かなくてはならなくなった。エスバーデンでは、公爵夫人が家臣の妻や娘を招待するという慣わしがあるようで。
ちょっと心配です。ドーハが嫌がらせされるんじゃないかしら。
武力では負けないかもしれないし、口喧嘩でも負ける気はしないけど、相手は家臣の家族。

喧嘩すればいいってもんじゃないのがめんどうです。
レオンハルトにも、ジャイブ伯爵夫人には注意しろといわれます。そいつは、ネイト卿の右腕なんだそうです。
公爵家を支持する家門の婦人たちを統率していたらしいから、ドーハを歓迎するはずがありません。
さて、いよいよご対面。レオニ・ジャイブ伯爵夫人、フェイリン・ブレア伯爵令嬢。
船遊びをしようって、なにか魂胆があるに決まってるね。しかし、ドーハの立場では断ることはできないか。
ドーハは、フェイリンと一緒に船に乗るのですが、そこでフェイリンは急に、謎の赤い薬を飲みます。栄養剤とか言ってるけど。違う気がする。
で、なんなの?この女は。たかが伯爵令嬢なのに、正面からドーハに喧嘩を売ってきた。

自分がレオンハルトと結婚するつもりだったらしい。
ドーハが離婚なんてしないというと、仕方ないですねと船の栓を抜いた!?ばかなの?自分も死ぬかもしれないじゃん。
しかし何か策があるんですかね。ジャイブ伯爵夫人は、この展開を別の船から満足げな顔で眺めているし。
いくらなんでも、ドーハは公爵夫人だよ。殺人未遂じゃないのこれ。
嫌がらせレベルじゃないんだけど、こんなこと許されるの?
ドーハはなんとか、フェイリンをかついで水から上がってきたけど、魔物みたいなのにまた引き込まれちゃったよ……どうする、ドーハ。
ところで、自然の力ってやつは使わないのかな。風の力みたいなのがあれば、もっとなんとかなりそうなんだけど。
・ドーハが薬草をとってきてくれたことに、心から感謝するレオンハルト。
・公爵夫人が家臣の妻や娘を招待しなくてはならず、ジャイブ伯爵夫人には注意しろとレオンハルトから忠告される
・ジャイブ伯爵夫人は船遊びをしようといい、ドーハはフェイリン伯爵令嬢と船に乗るも、フェイリンが船の栓を抜く

