「毒皇女は最凶奴隷を飼いならす」10〜11話・モルヴェリナの毒

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ダニエル、やさしいな。

10〜11話のあらすじ

アーリアが駆除しろと言っている毒の花はモルヴェリナ。普通は人気のない標高の高いところに自生する植物が、なぜか帝都の近くの森に群生しているというのです。

猛毒の花で、セシリアであっても解毒するのに数日かかります。しかも、祝典の日にたくさんの人がモルヴェリナの毒で亡くなる未来を見たというアーリア。父には、つつがなく祝典が終わると言っていたはずなのにおかしいと思うセシリアでしたが、選択肢はありません。

数日後、モルヴェリナを処分するために山に向かうセシリア。思ったより毒の量が多く、焼却処分している最中に崖から落ちそうになります。

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「毒皇女は最凶奴隷を飼いならす」10〜11話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

ダニエル、セシリアのこと嫌いじゃないよね。

皇族のことは恨んでいるけど、セシリアが他の皇族とは何かが違うということ、近くにいて、肌で感じ取ってると思う。

自分も、モルヴェリナを燃やした煙を吸ってしまい、具合悪いのに、もっと具合の悪いセシリアをちゃんと助けたじゃない。

利用してやるなんて今は言ってるけど、これからだんだん情がわいて、セシリアのために動くようになるんでしょう。期待してます。

管理人
管理人

ところでアーリアの未来視、これはたぶん嘘だね?

国王には、祝典は問題ないと言ったのに、セシリアにはモルヴェリナのせいで人が死ぬと。

そのときどきで調子のいいことを言って、周りをコントロールしているのではないかと。

前世でも祝典の日に未来視をしているらしいんだけど、そのときもモルヴェリナが絡んでる。

自作自演というか、何か知った上で「未来視」をしているってことだと思います。

管理人
管理人

これを、セシリアとダニエルが暴いていくのかな。

しかし今回の毒はかなり強力だったようで、セシリアの見た目も酷いことになってる。

村人も使用人も、まるで汚いものを見るような目をセシリアに向けていたけど、ダニエルだけは違った!!

セシリアは蔑まれることに慣れてしまっているのですが、ダニエルは、人々のために毒を処理したのにセシリアがこんな扱いを受けていることにがまんならなかったんですね。

気持ち悪いだなんて思わないって。

すでに溺愛モードの片鱗が……ダニエル、セシリアを支えてあげてほしい。

そしてふたりで復讐を果たしましょう。

今回のストーリーのまとめ

・アーリアは、帝都の近くの森に猛毒のモルヴェリナがあるから処分しろとセシリアにいう

・セシリアはモルヴェリナを処分するも、かなりひどい状態になる

・セシリアはアーリアの未来視に疑問を持っている

→12話へ続きます。

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