アリシャ、ざまあ。
6〜7話のあらすじ
「青き血の儀式」とは、貴族の位階(ブルーランク)を決めるもので、王家に近い血筋ほど血が濃いとされています。
フィーリの祖母は先々代国王の実の娘、しかしアリシャの母は辺鄙な田舎の男爵家出身。血の濃さでは敵いません。
そこで父は、アリシャを王子妃にするために、魔道具の吸血剣を持ち出します。この剣でフィーリを刺し血を吸い取り、その剣を儀式で使おうというのです。
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6〜7話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
アリシャはエマに、この剣でフィーリを刺してこいと命じます。エマは弟を人質に取られているようで、逆らえません。
でもエマは、フィーリと契約しているので、フィーリを裏切るはずはない。大丈夫だと思う。
「青き血の儀式」は形式的なものかと思っていたら、アーティファクトの主になれる人物を探しているようなので、普通に儀式を行なってしまうと、フィーリはまたテリオスの餌食になってしまいます。
ノルンとフィーリが策について話していると、エマが短剣を持ってやってきました。
フィーリは、儀式で自分が優位になるように、アリシャが何か企んでいることはわかっていたので、事前にエマと打ち合わせしていたんですね!
よかった。
エマの弟の件もちゃんと手を打ってありました。
これでますます、裏切る心配なし。
ノルンが、契約の力は絶対だからそんなことしなくていいのにと言いますが、できるだけのことをしておいた方がいいですもんね。
さていよいよ儀式が始まります。
フィーリはこれを、どう乗り切るのでしょうか。
アリシャは、エマがうまくやったと信じているので、すっかりその気になっています。
しかし、フィーリの位階は167位でした。
50位以内は確実だと思っていたので、驚きを隠せないアリシャ。
そしてアリシャが儀式を行うと、フィーリと同じ167位でした。
こんなはずはない!と、アリシャも父も不満を申し立てますが、儀式は結果がすべて。
どうにもなりません。
実は、フィーリが剣をすり替えていたのです。
魔道具には、薬で眠らせたアリシャの血を吸わせ、その血を儀式に使ったのです。つまり、二人ともアリシャの血を使ったから、位階が高くならなかったってこと。
これで一安心!
……と思ったら、最後にテリオス出てきた。
また絡まれないと良いのですが。
どうせなら、アリシャにそのまま自分の血を使わせて、王子妃にしちゃえばよかったんじゃないの?と思ったけど、祖母の血筋を考えたら、フィーリが下になるはずはないから、二人とも上位に入ったらまずいってことですよね。
・アリシャを王子妃にするために、魔道具の剣を使い、フィーリの血を儀式で使おうとする
・フィーリはエマを味方につけているので、アリシャが何を企んでいるのか教えてもらっていた
・儀式ではアリシャの血を使い、167位と位階を低くすることができた
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