「僕が歩く君の軌跡」45(1)〜46(2)話・俺にはもう 君しかいないんだ…

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巴恵先生のお母さん…。

45(1)〜46(2)話のあらすじ

話をしているうちに蓮が辛そうになってきたので、巴恵は蓮を気分転換に外に連れ出しました。やってきたのは、かつて蓮が入院していた病院でした。

蓮は逃亡を続けるうちに、どんどん不安定なっていった先生の様子を巴恵に話します。

一緒に買い物に行きたいと言った蓮を怒鳴りつけ、驚いて牛乳をこぼしてしまった蓮を、先生は「洗ってあげる」と言ってお風呂場に連れて行くのでした。

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45(1)〜46(2)話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

ああ、これが前半にあったシャワーシーンにつながるのか。

先生にとっては蓮しかすがるものがなくて、生徒を大切に思う教師の愛情というよりも、狂気をはらんだ独占欲というか、もう誰にも蓮を渡したくないという執着を感じます。

本当に蓮のことは大事に思っていて、もしかしたら最初から恋愛感情のようなものも感じていたかもしれないんだけど、この事件のせいでそれが歪んでしまった気がします。

一緒に湯船に浸かって、「蓮くん、好きだよ」という先生の目は、もう以前の先生の目とは違う…。

管理人
管理人

本当に気の毒だわ、先生も蓮も。

そして散々考えた末、蓮は一人で警察に行くと先生に告げます。

まっとうな意見だったけど、もう壊れかけていた先生には許せない発言だった。思わず、蓮を叩いてしまうのです。

あれだけ蓮を大事にしていた先生が暴力を振るうなんて、それほど壊れてしまっていたんでしょうね。

管理人
管理人

俺にはもう君しかいないと蓮にすがる先生が切なすぎて…

弟に連絡するとか、そういったことはもう浮かばなかったんだろうな。この時点で弟に連絡していたら、もちろん警察はそれを嗅ぎつけるだろうけど、蓮の交通事故も起こらなかったし、先生だって救われたのに。

翌朝、いつものように買い物に行くという先生に、なぜか不安を覚える蓮。先生は、蓮の額にキスをして、出て行きます。

管理人
管理人

切ないよ、ほんとにこのシーン、せつない…

必ず戻ってくるからと言ったのに、戻ってはきませんでした。

このときに、巴恵に「銀河鉄道の夜」と手紙を送ったんでしょうかね。

先生は、ほんとうに蓮のことが大事だったんだなあ。生きていてほしいなと思います。

今、兄の味方をできるのはあなたくらいだと巴恵に言われ、なんとか先生のことを思い出したいという蓮。

蓮は入院してたときに、自分が先生を●したと槙くんに言っていましたが、そのあたりの記憶を取り戻したら、先生の行方が分かりそうですね。

今回のストーリーのまとめ

・巴恵は蓮を連れてかつて入院していた病院へ

・先生と別れた日のことを話す蓮

・必ず戻ってくるからと言ったのに、先生はそのまま戻ってこなかった

47話へ続きます。

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