1話から読み返しましたとも。
29(1)〜30(2)話のあらすじ
海に入った蓮を助けようとして自分も海に入る凛太郎。二人は、様子を見にきた病院の人に無事助け出されました。
秋も終わる頃、蓮が退院すると聞いた凛太郎は花束を持って蓮のところへ行きます。このとき、預かった「銀河鉄道の夜」も返そうと思っていました。
しかし再会した蓮は、凛太郎のことを覚えていなかったのです。
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29(1)〜30(2)話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
記憶を取り戻したと思ったのに、それどころか凛太郎のことも忘れてしまうなんて…
凛太郎があのとき、忘れて!って必死で言った通りになってしまいました。
先生のこと、思い出した内容がショックだったのか。
だから大人になった凛太郎を見てもわからなかったんですね。
あれだけ仲が良かったのに、どうしてわからないんだろうと思ったら、そういうことだったんだ。
凛太郎は「銀河鉄道の夜」をそのまま持ち帰ります。蓮の思い出したことが、すべて忘れたいほどつらいことだったなら、忘れたままでいい。蓮のつらい記憶は自分が覚えていればいいと思うのでした。
両親の事故と蓮のことも、後になって凛太郎は知るのですが、蓮のことを憎むことはありませんでした。
親が亡くなったことはもちろん悲しいけれど、それ以上に蓮のことを好きだったんでしょうね、槙少年。
そして槙くんは大人になり、ヘルパーとして蓮と再会します。
あまりにヘルパー達から評判が悪いので、最初は同姓同名の人だと思っていて、もしあの「れんちゃん」だったとしても、担当を変えて貰えばいいやと思っていました。
しかし、一目会って欲が出た。
あのれんちゃんだった。17年ぶり。
大好きだったれんちゃん。単なる、子供の「好き」以上の気持ちだったんだな。17年経ってもずっと好きだなんて。
さて、話は現在に戻り。取材旅行から帰ってきたとき、つい蓮の家から持ってきてしまった「三原」と書かれた封筒を前に、悩む槙。
この手紙が三原先生からで、それが蓮の記憶を呼び起こす引き金になるのが怖かった。また蓮が自殺しようとすることだけは避けたかったんですね。
槙くんは、どうしても蓮を守りたいんだな。
だから槙のお兄さん、二人の間を邪魔しないでほしいんだな。
槙に三原先生のこと話したり、ちょっと捜査情報漏らし過ぎな気がする。
蓮を恨んでるのはわかるし、そうなってしまうのも仕方ないけど、三原先生を今起きてる中学生行方不明事件と結びつけるのは無理がある。
そんな槙くんの悩みも知らず、蓮は花火大会で槙くんにメッセージを送る妄想をしていて可愛かった。
俺にとって槙はかけがえのない大切な人だって、本音だと思うから、ただただ二人には幸せになってほしい。両片思い。
・蓮は海に入ったショックか、凛太郎のことも忘れてしまった
・蓮の辛い記憶は全部自分の中にしまおうと、「銀河鉄道の夜」も持ち帰った凛太郎
・大人になって、ヘルパーとして蓮と再会、一目会って欲が出た
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