そ、そんな…。
23(1)〜24(2)話のあらすじ
旅行先から帰ってきて、蓮の家で溜まった郵便物を取りに行った槙は、「三原」と書かれた封筒を見つけます。
なぜかそれをポケットに入れ、蓮には用事を思い出したと言って帰ってしまいました。
槙は、これがあの「三原」だとしたら、この手紙を蓮に渡せないと思っていました。
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23(1)〜24(2)話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
どうして槙くんが三原先生のことを知ってるの?と思ったら、ここから槙くんの子供時代の話になります。
突然降り出した雨。傘がなくて帰れず、学校の玄関で立っていた凛太郎を、兄のハルカが迎えにきます。両親が車の事故を起こしたのです。
飛び出してきた男の子をよけたときに車が欄干にぶつかり、父は即死、母は病院で手術中でした。そして、奇跡的に母は一命を取り留めます。
しかし予断を許さない状況で、ハルカは覚悟してもらったほうがいいかもしれないと医者から言われていました。
ある日凛太郎はお小遣いで花を買い、母親の病室に向かったつもりが、間違えて別の病室に入ってしまいました。そこにいたのが蓮です。
どうやら病室を間違えたらしいことがわかり、ナースステーションで聞いてみなと蓮に言われて部屋を出ていく時、またきてもいい?と聞く凛太郎。この時凛太郎は、蓮のことを女の子だと思っていました。
女の子だと思っているので、「れんちゃん」と呼んでいます。蓮がたくさん読んでいた本をきっかけに仲良くなった二人。
三原先生のことは、この時話していたんですね。蓮があの「銀河鉄道の夜」を持っていて。
そして、凛太郎に誰にも喋るなと言って、先生と二人で旅行に行っていたけど、先生が事故にあって離れ離れになってしまったと話すのです。
蓮は事件の記憶がないと言っていましたが、先生との記憶は、この時点ではあったのでしょうか。
ある日、お母さんに蓮のことを話すと、凛太郎はれんちゃんのことが好きなのね、と言われて真っ赤になる凛太郎。
お母さんに持たせてもらったケーキを持って蓮の病室に行くと、着替え中!どうしようと慌てるも、男の子同士だから気にしなくていいと言われます。
しかし慌てて出ていく凛太郎。どうしよう、男の子のことを好きになっちゃったんだ…と恥ずかしくなっていたのでした。
恥ずかしくないよ。蓮は綺麗だもの。
なんだ男なのかって幻滅するんじゃなくて、男の子を好きになっちゃったって思う凛太郎がかわいすぎる。
つまり蓮は、凛太郎の初恋の相手だったんですね。
しかし、凛太郎はこんなにはっきり覚えてるのに、蓮はなんで覚えてないの?
・蓮の家で「三原」と書かれた封筒を見つける凛太郎
・凛太郎の両親は事故に遭い、父は死亡、母は入院中
・母の入院していた病院で蓮と初めて会う
→25話へ続きます。
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