「僕が歩く君の軌跡」11(1)〜12(2)話・本当に嫌われてしまっていたらどうしよう

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たぶん、嫌いになってない。

11(1)〜12(2)話のあらすじ

新刊「星のうた」は蓮が先生に宛てた物語でした。それがフィクションかどうかは先生と自分しか知らないはずなのに、なぜ槙はあんなことを言ったのか。

気になって電話をかけるも、槙は電話に出ませんでした。

その頃槙は、兄のハルカと会っていました。槙が持っている本を見て、実は自分もサイン会の会場にいたと言うのです。

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11(1)〜12(2)話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

蓮がサイン会に応じたのは、もしかしたら先生が来てくれるかもしれないと思ったからでした。槙くんがくるなんて、思ってもみなかった。

翌日、ヘルパーの吉井さんが来た時に、槙くんを含めみんな忙しいと聞き、だから電話に出られないのかなと思う蓮でしたが、再度電話をかけてみると、「現在使われておりません」とアナウンスが。

槙くんを傷つけてしまったから着信拒否をされていると思った蓮は、会いたいと思って、一人外出をします。

ひどいことを言っている自覚はある。でも、素直に謝れなかった。でも会いたい。

複雑な気持ち。

管理人
管理人

槙くんの家もしらないのに…

たしか、公園の近くに住んでいると言っていたと思い出し、勘を頼りに進む蓮。

もう夜も遅いのに。大丈夫か。

すると、一人車椅子で進んでいる蓮を、槙くんの友達が見つけます。たまたま車で通りかかり、見覚えがある車椅子だったので声をかけてくれたのです。

乗せてくよ!と言ってくれるのですが、蓮は断りました。自分のことを可哀想だと思ったのか?と考えている蓮。

管理人
管理人

違うと思うんだけどな…この人たち、純粋に手助けしたいと思っただけだと。

でも蓮は、そんなふうに素直に受け取れないんですよね。

槙くんと一緒にいる時は、車椅子だということを忘れられた。幸せだった。

会って、謝って、それからどうしたいのか。

自分でもわからないまま、車椅子で進む蓮。

先日、槙くんと一緒に来た公園に入った時、目の前を歩いている槙くんを見つけます。

声をかけないと!と思いながらも、嫌われてしまっていたらどうしようと迷います。

そのとき、車椅子の車輪が大きな石の上に乗り上げてしまい、車椅子が倒れてしまいました。

蓮は大声で、槙くんの名前を呼びます。

聞こえるかな。聞こえて、お願い。

槙くん、蓮を助けてあげて。

今回のストーリーのまとめ

・蓮は、槙に話を聞きたくて電話をかけるもつながらない

・着信拒否をされたと思った蓮は、槙に会いに一人外出する

・家の場所も知らずに探し回る蓮、公園で槙の姿を見つける

13話へ続きます。

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