他の男が気になって仕方ないアレク。
118話のあらすじ
アレクがきてから税金が減って暮らしやすくなったと、評判も上々でした。
侍女たちはそんな話をしながらも、侯爵令嬢が王宮を出入りしていることについても噂しています。しかしアレクを信じているクロエは、噂話を気にすることはありませんでした。
かつては出来そこないの王女と言われていたクロエでしたが、今は違います。帝国の皇后を夢見ることもできる立場になっていました。
118話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
トリガーは、広場に撒かれていたチラシをアレクのもとに持ってきて、街の様子を報告していました。
チラシにはスナバン公爵の所業やアレクサンドロ・グレーアムこそが真の英雄だということが書かれており、各家にはグレーアム家の旗が掲げられているのだとか。
アレクが来てから暮らしが良くなったこと、クロエが事前活動を熱心に行っていることもあり、平民たちはグレーアム家に好意的だと報告するトリガーを見て、そういえばこいつはクロエとよくあっているらしいと思って不快になるアレクでした。
しかし、無理にトリガーをクロエから引き離せば、心が狭い男だと思われるかもしれないと思い、別の利用法を考えます。
クロエが外見を気に入っている奴がいるか、探し出せと言うアレク。特にジェイムスとジェイミーという護衛騎士。そして、王女様の好みを調べろと結構無理な命令をしていました。
クロエはハンサムな男、ガッチリした男が好きだと言っていたのに、自分の外見を褒められたことがないアレクは、他の男が気になって仕方ない。
まだ鍛え方が足りないのかと思い、練武場で訓練をしてからクロエに会おうと部屋を出て行きました。
全ての権力を手にして、お金も十分あって、それでも心配なことは心配なんですね。アレクも随分、人間らしくなったものだと思います。
・平民たちのグレーアム家への評価は上々
・王女様はどんな外見が好みなのか探れとトリガーに命令するアレク
・アレクは外見を褒められたことがなくて不安になり、さらに鍛えようと思う
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