
まさにストーカー。
8〜9話のあらすじ
オデットは、今回の縁談の成果にディセン公爵家の行く末がかかっていると、トリエ伯爵夫人に念を押されていました。
結婚に至らなかったとしても、年金は継続して支給して欲しいと、皇帝を説得してもらうよう伯爵夫人にお願いします。お金のために乗り気でないことをさせるのは、さすがの伯爵夫人も気が引けていました。
皇宮の庭園を見ながら、母のことを思い出すオデット。自分はあんな風に生きたくない。だからお金が必要だと、気持ちを強くして会場入りしたのでした。
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8〜9話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ほんとに、ろくでもない父親だからね……お母さん、どうしてこんな男に引っかかってしまったのだか。オデットが賢くてよかったけれど。
人々には馬鹿にされ、バスティアンには見下され、でも妹を守りたくてがんばってる。
健気だな……。いつか、ちゃんと幸せになって欲しい。
さて、舞踏会場で踊るバスティアンとオデットを、イザベルが見てる。怖い。
しかしもっとむかつくのは、バスティアン。
そのドレス、終われば誰かに返すんでしょ?って、ストレートに失礼なことを言ってくる。

踊ってる最中に、いうこと?
分かってても言わないのが礼儀ってものでしょう。ほんと、失礼すぎる。
しかしオデットは負けなかった!
そうですね、こないだお茶代をおごってくれたでしょ?それで借りたの!と笑顔で答えます。
そんな風に、「演技」で仲睦まじくしている二人の元に、酔ったイザベルがやってきて、いきなりオデットを平手打ちに!
もう、この女、なんなの……。いくら皇女だからって失礼すぎる。

そして、恐ろしいストーカー気質!
バスティアン、私を諦めてはだめよ!って、微塵もそんなこと思ってないのに、怖い!
人前でクルチザンヌ(高級娼婦)呼ばわりして、いくら皇女といえども、やっていいことと悪いことあるのでは?
しかしこんなことで心が折れるような、弱いオデットではありませんでした。
冷静に、切れてしまったネックレスを拾い、ガミガミ文句を言ってくるイザベルを無視!
こんな馬鹿女相手に、傷つかないで欲しいな。
イザベルはかなりやばい女です。
軽蔑に満ちたバスティアンの表情を、「愛情に満ちたまなざし」て思ってるし、愛していますわといきなり抱きつく。
とても皇女とは思えない、ひどい行動です。
おいおい皇帝と皇后、見てないでこの女をなんとかしてよ。
いやしかし、こんな恥をかかされても、動じなかったオデット万歳!
・舞踏会で仲睦まじい演技をするオデットとバスティアン
・それを見たイザベルが暴走、オデットを平手打ちにする
・公衆の面前で恥をかかされても動じなかったオデット
→10話へ続きます。


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