河清、切ないな…。
13話のあらすじ
風月が琴を弾いているところに柳安がやってきました。雪が降りしきる中を歩いてきたので、服がびしょびしょ。早く着替えるようにと、風月はきれいな服を渡します。
着替えた柳安を見送る風月を、陰から玉弥が見ていました。
予安は河清を連れて、北国のご先祖さまを祀っている祭天壇(さいてんだん)へ連れて行きます。そこには河清の父、南燕国皇帝の剣が祀られており、予安はそれを河清に返すために連れてきたのでした。
13話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
父の剣が先帝に奪われ、北国の祭天壇に祀られていたことも、河清が報復をした理由の一つだったので、少しでも確執を解消しようとしている予安。
河清も、予安が本当に自分のために行動してくれているのがわかってきていますね。
南燕国が攻められた時、敗北した河清の父は自害していました。その時の剣が今回予安が返した剣です。
自分の目の前で父親が自害し、その件を奪われたのですから、恨むに決まってますよね。それほど大切なものを予安が返してあげられてよかった。
夕暮れに染まる祭天壇の建物の前で、剣をおき、その前にひざまづいて深々と頭を下げる河清が印象的でした。
どんな思いで、頭を下げていたのか。北国を恨む気持ちが消えたわけではないと思いますが、予安のおかげで少しは気持ちが楽になっているといいなと思います。
今回のストーリーのまとめ
・風月と柳安はそういう仲
・予安は河清を祭天壇に連れて行く
・南燕国から奪われた、河清の父の剣を返す
→14話へ続きます。