「悪役のエンディングは死のみ」132話・それは愛じゃなくて

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自分の気持ちに気づいてしまったからこその辛さ。

132話のあらすじ

正式に付き合おうというカリストに、恋してしまっていることに気づいたペネロペ。カリストの好感度を確認すると、76%でした。

「私のことを愛してますか?」と聞くと、「俺たちにそんな純粋な言葉は似合わないだろう」と言われてしまいます。

自分たちは十分釣り合うし、お互いを必要としている、気も合うと言われて、なぜこんな質問をしてしまったのかと後悔するのでした。

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132話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

なんだかとても切ない回でした。

最初は●されると怖がっていたのに、いつしかカリストに恋をしてしまっていたんですね。損得抜きで、本音で語り合える人は、この世界でカリストしかいなかったから。

政略結婚があたりまえのこの世界で、カリストが感情ではなく、さまざまな判断のもとにペネロペが最適だと考えたことは、当然と言えば当然でした。

76%というと、愛にはほど遠い。せいぜい好感があるという程度です。

イクリスとは20%もの差があります。成人式まであと1週間、カリストを選ぶことはできませんでした。

たとえ正式に付き合うことにしたとしても、あと自分を愛してくれてない以上、あと1週間で20%も好感度を上げるのは難しいでしょうね。

カリストという選択肢はない。交際を断ろうとしますが、カリストは成人式まで考えてくれと。たしかに、誕生日に振られたくはないですね、いくらカリストでも。

カリストは悪気ないんだけど、やはり中身が現代人のペネロペは、付き合うってことは愛し合っているってことですもんね。

すごくせつない。

今回のストーリーのまとめ

・パートナーとして最適だから付き合おうというカリスト

・自分のことを愛しているかと聞いてしまって後悔するペネロペ

・好感度は76%、カリストは選択肢に入らないと思う

133話へ続きます。

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