「赤い瞳の廃皇子」170話・契約(3)

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二人が穏やかな時間を過ごせていて、幸せ。

170話のあらすじ

リエターに手出しするなというモルビドゥス、正式な恋人におせっかいをするなというキリアン。しかしモルビドゥスは、自分はリエターの保護者だし、お前は恋人であっても夫ではない、別れたら他人だと譲りません。

キリアンも、自分が「正式で有力な」保護者で、お前はリエターの僕(しもべ)だと言い、まともに守れなかったくせにと応酬するモルビドゥス。

なぜ喧嘩をしているのかと思いきや、アクシアスを攻撃する火魔たちとの戦闘中でした。

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170話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

結局、火魔たちがアクシアスにきて、あちこち攻撃しているようです。

キリアンのそばにリエターがいて、キリアンとモルビドゥスが戦っているのですが、口論中でもしっかり戦っているので、兵士たちには「息がぴったり」としか見えないようです。

キリアンたちが戦い、リエターが祈祷する。それで火魔を追払い、人々は実際に聖女様を目にして、感嘆しています。

リエターが皇帝の戦闘司祭たちを指揮していることも、人々には驚きでした。

リエターの存在によって人々の火魔に対する恐怖が減り、軍の士気も上昇。タニア聖女以来、20年ぶりの聖女の誕生でした。

管理人
管理人

リエターが、元気そうで安心しました。

月が綺麗な夜、久しぶりに踊りませんか?とキリアンをデートに誘うリエター。

どうして一緒に練習したことが身についていないのかというキリアンに、リエターは、それほどでもないと反論します。

キリアンは、全て忘れていてもいい、そうすればいつも初めてのようにときめくからというのでした。

管理人
管理人

ここの穏やかなシーン、とてもよい。

以前の二人が戻ってきた。

やっぱり上手に踊れないリエターの足を、自分の足に乗せて踊ろうとするキリアン。

リエターへの愛情がダダ漏れてる感じが良き。

お父さんがいたらこうしてくれたと思う、というリエター。母のそばにはいつもたくさん悪魔がいて、父の不在を知らずに育ったといいます。

とても幼い頃に亡くなったそうですが、そういえば誰なんでしょうね、リエターのお父さん。

小さい頃の悪魔たちとの思い出を楽しそうに話すリエターに、俺の主君は俺一人じゃ満足できないのかとキリアンは少しヤキモチを焼いたようです。

家事も育児もやってくれる悪魔たち、そりゃ重宝しますよね。

水魔は洗濯、皿洗い、火魔破火を起こして料理とか、最高なんだけど。夢魔と疫魔は子守りまでしてくれるなんて、一人くらい契約させて欲しい。

今回のストーリーのまとめ

・モルビドゥスは自分が保護者だと言い、キリアンは恋人だといい、リエターを取り合う二人

・なんだかんだいって息がぴったり、リエターとともにアクシアスから火魔を追い払う

・リエターを独り占めしたいキリアン

171話へ続きます。

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