「赤い瞳の廃皇子」164話・切れないものたち(6)

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キリアン、そうきたか。

164話のあらすじ

自分の首に剣を突き立てたキリアン。リエターは泣きながらそれを止め、ここに残るといいます。

キリアンは、リエターの心に貸しを作りたかった。リエターの同情心に訴えて、引き止めたかった。リエターが苦しみながら自分から離れようとしたことを知っていたから。

決して泣かせたいわけじゃなかった。俺が間違っていたというキリアン。おまえの言う通りにするから泣くなと。

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164話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

キリアンはただただリエターと一緒にいたいだけ。そして、リエターにも、自分と一緒にいることを幸せだと思って欲しかっただけ。

本当はリエターだってそうなのに、どうしてこの二人がこんなに苦しまないといけないのだろう。

もともとは皇帝の弟のしでかしたことで、キリアンは血縁者かもしれないけど関係ないじゃん。

床に落ちていた剣を見て、リエターが思ったこと。

その誓いをしたなら、お前は永遠に俺の元を離れられないというキリアンの言葉から、たぶん騎士の誓いをすると言ったのだと思います。

だめだ、そんなことしたらキリアンと恋愛できなくなっちゃう。でもキリアンはそれを予想していたようで。

二人は城へ戻ります。途中、モルビドゥスたちが止めますが、リエターの意思でキリアンについていきます。

管理人
管理人

罰とか呪いとかなんとか、もう手放すことはできないのかな。

騎士の誓いなんかしたらさ、二人の未来がなくなっちゃうじゃないか!!!

と思ったら。

ひざまづいているリエターを立たせるキリアン。

そして床に剣を刺し、リエターの正義が自分の正義だと誓います。

つまり、自分の騎士とは恋愛をしないと決めていたけれど、「主君」としないとは決めていなかった。

管理人
管理人

リエターを自分の主君にすれば、恋愛ができるってこと!?

おおおお!キリアン、頭いいぞ。

これで事態が打開できるといいのですが。

そしてリエターの子供も見つかり、二人は幸せに暮らしました、という結論にまっしぐら!!

今回のストーリーのまとめ

・キリアンはリエターにそばにいて欲しかっただけで泣かせたいわけじゃなかった

・リエターはキリアンの騎士になるという

・騎士になったら恋愛ができないので、キリアンはリエターを自分の主君にする

165話へ続きます。

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