キリアン、そうきたか。
164話のあらすじ
自分の首に剣を突き立てたキリアン。リエターは泣きながらそれを止め、ここに残るといいます。
キリアンは、リエターの心に貸しを作りたかった。リエターの同情心に訴えて、引き止めたかった。リエターが苦しみながら自分から離れようとしたことを知っていたから。
決して泣かせたいわけじゃなかった。俺が間違っていたというキリアン。おまえの言う通りにするから泣くなと。
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164話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
キリアンはただただリエターと一緒にいたいだけ。そして、リエターにも、自分と一緒にいることを幸せだと思って欲しかっただけ。
本当はリエターだってそうなのに、どうしてこの二人がこんなに苦しまないといけないのだろう。
もともとは皇帝の弟のしでかしたことで、キリアンは血縁者かもしれないけど関係ないじゃん。
床に落ちていた剣を見て、リエターが思ったこと。
その誓いをしたなら、お前は永遠に俺の元を離れられないというキリアンの言葉から、たぶん騎士の誓いをすると言ったのだと思います。
だめだ、そんなことしたらキリアンと恋愛できなくなっちゃう。でもキリアンはそれを予想していたようで。
二人は城へ戻ります。途中、モルビドゥスたちが止めますが、リエターの意思でキリアンについていきます。
罰とか呪いとかなんとか、もう手放すことはできないのかな。
騎士の誓いなんかしたらさ、二人の未来がなくなっちゃうじゃないか!!!
と思ったら。
ひざまづいているリエターを立たせるキリアン。
そして床に剣を刺し、リエターの正義が自分の正義だと誓います。
つまり、自分の騎士とは恋愛をしないと決めていたけれど、「主君」としないとは決めていなかった。
リエターを自分の主君にすれば、恋愛ができるってこと!?
おおおお!キリアン、頭いいぞ。
これで事態が打開できるといいのですが。
そしてリエターの子供も見つかり、二人は幸せに暮らしました、という結論にまっしぐら!!
・キリアンはリエターにそばにいて欲しかっただけで泣かせたいわけじゃなかった
・リエターはキリアンの騎士になるという
・騎士になったら恋愛ができないので、キリアンはリエターを自分の主君にする
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