私も泣いた。
162話のあらすじ
暖炉の前にいるのはキリアンでした。キリアンを見た瞬間、こみあげる思い。
キリアンが自分との未来を思い描いていたように、リエターもまた、自分でも気付かぬうちに、お互いに必要とする未来をたくさん思い描いていたのだと。
時間が忘れさせてくれるだろうと自分に言い聞かせていたものの、キリアンが与えてくれた慰めは、他の誰にもできないものだった、私はきっとあなたを永遠に忘れられないと思うリエターでした。
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162話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
小説を読んでいるような、詩的なモノローグ。もう早く、二人が幸せになってほしい。
リエターの心の傷はわかるけれど、キリアンから離れたってどうしようもないじゃない。むしろ、キリアンと一緒にいやすべき傷なんじゃないのかと思います。
キリアンへの思いを断ち切れないのだから。一緒にいることで、乗り越えられることだってあるでしょう。
そして、結界を張っていたはずなのに、やっぱり気づいた!!
キリアンはリエターがいることに気づいた!!
信じてたよ、キリアン!!
結界があるから見えていないはずなのに、どうして自分を見ているように感じるのだろうと思っているリエターでしたが、見えてるの!!
ドアを開けて逃げようとするリエターを止めるキリアン。
お前に会えたら言いたいことがたくさんあったのに、ひとつも思い出せないというキリアンに、リエターは放してくださいといいます。
ねえ、そんなこと言わないで。キリアンがどんな思いでいるか分かっているのに。そして、リエターだってキリアンに会いたかったのに。
キリアンは、俺はお前を探し回っておかしくなり、お前はこんなところで隠れて泣いていて、俺たち今何してるんだ?と涙を流します。
この涙が全てを物語っている。
ほんと、今何してるの?愛し合ってるのに、どうして離れようとするの?
悪縁とかもう、どうでもいい。二人で乗り越えてほしい。
・キリアンが暖炉の前にいる
・リエターはキリアンへの思いを断ち切れない、キリアンはリエターに気づく
・俺たち今何してるんだ?とキリアンは涙を流す
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