「赤い瞳の廃皇子」158話・北方の冬(3)

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涙なしには見られない。もう、だれかどうにかして。

158話のあらすじ

リエターを抱きしめて、二人だけでいられる場所に行こうというキリアン。今すぐ南側に行こう、いや、何もかも捨てて永遠にここを離れようと。

乗り越えるって言ったじゃないか。努力するって言ったじゃないか。

しかし、私が生きていたからあなたにいろんなことが起きたのだと、リエターは涙を流しながら答えるのでした。

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158話の感想(ネタバレ含む)&次回考察

だめ!別れちゃダメ!リエター!

キリアンがいれば大丈夫だから!

皇帝が亡くなるまで呪いが続くのだと、あなたは私をそばに置いて幸せになれるのかと聞くリエター。

キリアンは、リエターさえいればいいんだってば!

俺を愛していたじゃないかって、リエターに向かって声を荒げるキリアンが切ない。キリアンがこんなふうに、リエターに大きな声を出したことはなかったから。

リエターは、ジェイド以外の人を愛することなんてできないと思っていたけど、いつかはすべて鈍くなって他の人を愛することもできる、時間がすぎた時いつか借りを返しに来ると言います。

私が死ぬのを見たくなければ放してくださいと言って、キリアンの元を去ってしまいました。

管理人
管理人

二人は愛し合ってるのに、どうしてこうなっちゃうかな。

リエターのお母さんのことはキリアンのせいじゃないし、キリアンのお母さんのことはリエターのせいじゃない。

二人とも、何も悪くないのに、どうして!!

いろいろな戦いを切り抜けてきて、ようやく想いが通じ合ったのに。

キリアンは、リエターと過ごした日々がどれほど幸せだったか思い出していました。いなくなって、よけいにその存在が大きくなってる。

管理人
管理人

このあたりはつらすぎて、涙なしでは見れないですよ。

リエターは、何かを持って雪の中を歩いているけど、これはなんだろう?

キリアン、追いかけて!まだ間に合うって!!

今回のストーリーのまとめ

・キリアンは必死でリエターを引き止める

・リエターはそれでもキリアンの元を去ってしまう

・キリアンはリエターがいてどれほど幸せだったか思い知らされる

159話へ続きます。

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