毒親以上だなー。
33話のあらすじ
セルビアはセヌがハンセン病にかかったと知ったとき、その怒りの矛先をほかの病弱者に向けます。ハンセン病かどうかは関係なく、処分していきました。
しかし、生きたいと願うセヌを手にかけることはさすがにできず、ほかのハンセン病患者とともに、例の穴に閉じ込めたのです。
そして今、緊急事態になり、自分の弱点であるセヌを手元に置いておこうと、連れ戻しにきたのでした。
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33話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
自分の都合で息子を「亡き者」にしておいて、これまた自分の都合で連れて行こうとする、どこまでも勝手な母親です。
いや、母親じゃないか、こんな女。
セヌを連れて行こうとするセルビアの前に出てきたシランダたちは、自分たちがセヌの薬剤師だから、一緒に行くというのですが、3人もいらないとセルビアに拒否されます。
しかし、手当にはこのくらいの人数が必要だと説得し、同行できることになりました。
このとき、ジャハンが「息子さんの症状は……」といったことに反応するセルビア。ここに私と血の繋がったものはいないといいます。
この言葉に、セヌは何を思ったか。
こんな扱いを受けてきて、今さらショックは受けないかもしれないけど、とても母親とは思えない言葉に、叛逆の気持ちを新たにしたのではないかと思います。
とりあえず無事に地上に出られた4人ですが、この後どうするのか。
荷馬車に乗せられ移動するも、どこで脱出するか。
見張りも多いし、なかなか難しい……
十分に作戦を立てて出てきたわけではないので、この難局をどう乗り切るかですね。
すると、馬車が魔物に襲われます。
ということは。
ここでタルハンがエニャをたすけにくるのだろうか。
エニャがいることはもちろん知らないけれど、エニャたちが魔物にやられてはいけないので、どうにか助けが来るはず。
それならタルハンしかいないでしょう。
・セルビアはセヌだけを連れて行こうとするが、シランダたちが同行を申し出る
・薬剤師がいないと治療ができないと説き伏せて一緒に脱出
・荷馬車に乗せられるも、馬車は魔物に襲われる
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