ちゃんというべきことは言わないと。
14〜15話のあらすじ
翌日、イヒタたちと一緒に薬草の選別をしていたエニャのところへ、レイハルドがまたやってきました。今度は、フィアルカという女性を連れています。
フィアルカによると、ネルバナでは男女が別々に暮らしているのだとか。ネルバナの森の人は、森の外に出ると固有の生命力を徐々に失ってしまうため、「浄潔の儀式」が必要で、今度エニャもきてくれないか?とフィアルカに誘われます。
自分に温かく接してくれるネルバナの人たちに、エニャは好感を抱いていました。
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14〜15話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ネルバナの森の人たちが、なぜエニャに好意的なのかはわからないですが、裏はなさそう。
少なくとも、足が不自由だからと蔑まれることはなく、温かくていい人たちですね。
翌日、エニャはお弁当を作ってタルハンに会いに行こうとするのですが…
戦争の準備で忙しく、なかなか会えないタルハンの顔を見たかっただけなのですが、嫌な話を聞いてしまいます。
アギレアでは古くから戦争の女神アギレアのために、体の不自由な者や純血でないもの、異教徒などを生贄として捧げてきたのですが…
タルハンは馬鹿げた儀式だとして、反対している。でもセルビアは、続けたがっている。
そして、セルビアの次男ゲルナンは、そんなタルハンを馬鹿にしている。
え。アギレアがここまで大きくなったのはタルハンのおかげじゃないの?
それをバカにするってどういう神経?
セルビアやアビサックは、エニャの存在をわかっていて、タルハンを挑発。それを聞いていたエニャは、たまらずその場を後にします。
夕方まで一人で外で悩んでいたエニャのところに、ゲルナンがきて絡んできました。
エニャ、大丈夫か!?と思ったら、レイハルドが助けてくれて、ゲルナンのことを「アギレア一のマザコン」てバカにしたのがよかったです。
スッキリ。もっと言ったれ。
と、そこへタルハン登場。
ゲルナンのことを言いつければいいのに。また黙ってるエニャ。
だからいじめっ子たちは、つけあがるんじゃないのかな。
一度タルハンにがっつりやられる必要があると思います。エニャをいじめたらほんとに大変なことになると自覚しない限り、ずっといじめは続く。
タルハンのこともバカにしてるのだから、早めに黙らせておく必要があると思いますが。
まあでも、ネルバナの儀式に行きたいって、意思表示できたのはよしとしましょう。
タルハンも、エニャを縛り付けておくだけじゃなくて、本当の意味で大事にして欲しいなと思います。
・アギレアには生贄を捧げる儀式がある
・エニャがゲルナンに絡まれているところをレイハルドが助ける
・エニャはネルバナの儀式に行きたいと意思表示
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