「私を捨てた家門には戻りません」62話・ありのままの私を受け入れてくれる家族

バカがまたバカなことを考えてるわよ。

62話のあらすじ

ヘリオス帝国で能力が現れた3つの家門のうち、エレボス家門は武芸と剣術に優れていました。しかし反逆罪に問われたエレボス家は、キエナを残して滅亡したのです。

エレボス家門を滅亡させたのは、リロイ侯爵だというキエナ。最初は、復習しやすくなると思ってレティシアに近づいたのですが、優しく思いやりのある人柄に徐々に惹かれていったのです。

そして、公爵家に迷惑をかけたおわびだといってリロイ侯爵家の鉱山で働いていた鉱員と話せば事件に関する情報が得られるとヒントを与えて、その場を立ち去りました。

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62話の感想（ネタバレ含む）＆次回考察

キエナも可哀想だけれど、やはりレティシアには近づいてほしくないな。

ここへきて、レティシアの能力が本物だということがわかりました。

全国で干ばつが広がる中、レティシアのお祈りのおかげで、アキレウス家の領地だけに雨が降っているのです。

皇室までが、雨を降らせる方法を教えてくれと手紙を送ってきました。

「幸運を呼ぶ能力」なんてものが周囲に知れてしまったら、レティシアが危険です。絶対、その能力を利用しようとする奴らがむらがってくるはず。

管理人

エノク、ちゃんと守ってくださいね。

レティシアは、家族にだけはきちんと話しておこうと思い、イアンとイエルに、幸運を呼ぶ能力があると話します。

すると二人は「？？？」という反応でした。

普通なら、そんなすごい能力があれば利用しようとするのが人間というものです。しかしこの二人は、それがどうしたの？と聞くんですよ。

そんな能力があろうがなかろうが、大好きなレティシアであることは変わらないからですね。

ほんとに、いい子たち……。

レティシアは、ありのままの自分を受け入れてくれる家族の存在に、改めて自分の幸せを噛みしめます。

管理人

で、問題なのはエミルです。

レティシアの能力に気づいて、どうにかしてレティシアを連れ戻さないとと思ってる。

絶対やめて。レティシアとエノクの幸せを邪魔しないで。

父親は一つの家門を滅ぼすくらいの外道だから、もしレティシアの能力を知れば誘拐くらいは平気でするでしょうね。

エノクが守ってくれると良いのですが。

→63話へ続きます。

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