涙を流しながら、「ごめんなさい」と謝るグレディス。うんざりしている様子のビョルン。
9話のあらすじ
グレディスは泣きながら謝っていますが、何の要件できたのかがわかりません。
ビョルンはこれ以上話を続けるつもりはなさそうで、ティーカップをわざと落として割り、驚いて入ってきたメイドに片付けるよう言いながら、自分は外に出て行ってしまいました。
舞踏会から3日も寝込んでいたエルナは、ようやく体調が戻ってきました。
そりゃ、寝込みますね。派手な格好して遅れて会場に入り、王子様に迷惑をかけてしまった、どんな陰口を叩かれていることやら。
リサが社交界の勉強のためにとタブロイド紙をたくさん持ってきます。
新聞に書かれているビョルンの評判は、それはひどいもので、スキャンダルの末離婚、子供は病気で亡くなってしまいましたが、葬式にも出なかったのだとか。
9話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
ビョルンは世間では散々な言われようですが、実はそうじゃない?グレディス姫と離婚したのも、何か事情がありそうです。意外と悪人ではないのかもしれません。
しかし、エルナのデビュタントの印象はかなり強烈だったようで、どこへ行ってもハルディ家の話ばかり。ビョルンの友人たちも、だれがエルナと結婚するのか、そればかりが気になるようです。
どうやら父のハルディ子爵が目をつけた相手がいるようですね。このまま高値で売られるようにして結婚してしまうのでしょうか。
今一番の新郎候補は、かなり歳をとったレマン伯爵であるという噂。いくらなんでも、父親よりも年上の男なんて…エルナは初婚なのに…。
子爵ですから地位はそれほど高くないにしても、あんまりですよね。
この時代、貴族の恋愛結婚などほぼなく、家同士の利害関係で決まるものとはいえ、邸宅を守りたい一心でここまできたエルナがかわいそうです。