リオネルが首を長くして待ってますよ。
86話のあらすじ
アデルはようやくゴットロープに到着し、ギベリンたちと再会します。長旅で疲れてはいましたが、みんなの顔を見てほっとします。
そして皇帝ルシオとも再会。ルシオは涙を流して喜びます。
ルシオはアデルの決意を聞き、了承します。どこにいようとも姉上であり、ゴットロープの皇太女である、だからこれは持っていて欲しいとアデルの紋章を手渡します。
そして3日後、アデルはエフモントに戻るため、ゴットロープを出発しました。1日でも早く、リオネルの元に戻りたかったのです。
→「皇后の座を捨てます」のつづきはebookjapanで!※タイマー無料でお得に読める!PayPayも使えます。
86話の感想(ネタバレ含む)&次回考察
アデル様がたくさんの人に慕われている様子がわかる、良い回ですね。
出迎えたテオドールという人は、アデルがきた時も帰る時も泣いてます。ほんとに、部下たちに慕われ、尊敬される皇太女様。
こんな素晴らしい人をないがしろにしたエフモント、許せないと部下が怒る気持ちもわかります。
たった3日の滞在だったけど、いろいろな人が会いにきて、本当はもっと長居して欲しかったでしょうね。
でもアデル様は、リオネルのためにエフモントに大至急戻るのです!!
その帰り道、太后がアデルを待っていました。
3日間の滞在期間中、一度も会いに来なかったのに。
後悔するはずだとか、リオネルと正式に婚姻の手続きを踏んだ方がとか言ってきましたが、アデル様は1秒でも早く帰りたいと笑顔で答えます。
このアデル様の表情を、ぜひマンガで見てください!
すっきりした、迷いのない表情。作家様、素晴らしいな。
エフモントに嫁いだ頃の、厳しい表情ではありません。愛する人の元へ、今すぐにも戻りたいという愛に満ち溢れた表情です。
お母さんは、娘が幸せだということが分かったのでしょう。
これまで意見が合わず、溝を埋めることができなかった母と娘。国とルシオの地位を守るためにエフモントへ娘を送ったけれど、娘の幸せを願わない母はいないと思う。
太后としての行動と、母の気持ちってのはまた別ですよね、きっと。
アデル様は無事に予定通り船に乗りました。リオネルにもすぐ会えますね。
出港する船を追いかけてきたカインがちょっとかわいそうだったけど……。
ごめんな、カイン。アデル様はもうリオネルのことしか頭にないんだ……。
・アデルは無事ゴットロープに到着、ルシオも涙を流して再会を喜ぶ
・アデルはエフモントに戻る決意を伝える
・3日に滞在後、エフモントに戻るアデル
コメントを残す